はじめに ハードウェアのOpenCL対応についてはネット上に情報が腐るほどあるが、そのOpenCLが如何に働くかということに関して、特にLinux環境下における情報は少ないので、今回は比較的よく利用されている画像処理プログラムであるところのImageMagickを用い、OpenCLを有効化したときと無効化したときで処理時間にどのような差が見られるかを計測した。 環境 CPU: Phenom x4 945 GPU: Radeon HD 7700 (OC:Core/Memory = 1020MHz/1125MHz) Memory: DDR2-800 4GB Dual-Chanel OS: Ubuntu Desktop 12.04 LTS 64bit (Kernel: 3.2.0-51-generic) Driver: Catalist 14.6 beta SDK: AMD APP SDK v2