調布市職員が、市在住の漫画家水木しげるさんが描いた「ゲゲゲの鬼太郎」のイラスト入り名刺=写真=を使い始めた。水木さんの妻武良布枝(むらぬのえ)さんをモデルに、来春スタートするNHKの連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」を盛り上げる作戦だ。 ドラマの主な舞台は調布。市産業振興課が水木プロとNHKから許可を得て、「調布のオリジナル名刺でPRを」と職員に呼びかけた。 鬼太郎のイラストは昨年3月、名誉市民に選ばれて顕彰式に出席した水木さんが、色紙にサインとともに描いた作品を活用した。名刺の上には「『ゲゲゲの女房』NHKで放送決定!!」と刷り込まれている。職員らは「インパクトがあります」。豊田靖・産業振興課長も「鬼太郎名刺に切り替える職員が増えています」と手応えを感じている。