中央アジアのアゼルバイジャンなど「コーカサス3国」に無許可で渡航したとして、神戸市教育委員会は近く、長田区の市立小学校に勤務する50代の女性事務職員を処分する方針を固めた。 3国は、黒海とカスピ海に挟まれたアゼルバイジャン、アルメニア、グルジア。 市教委などによると、職員は今年4〜6月、病気休暇を取得。市教委規則に規定する海外渡航許可を得ずに、5月中旬から約10日間、3国に滞在したとされる。 市教委の調査に、職員は「転地療養だった」と説明したが、市教委は、療養に専念しているとはいえないと判断。事前に「海外旅行を認めない」と校長らが指導していたことなどもあり、処分する方針となったという。