咽頭(いんとう)がんの手術を受け、声帯を切除したため電気式人工咽頭(人工声帯)を使っている山形県酒田市の本間正巳市長(67)に対し、市議会の一部会派が辞職を求めようとしたところ、インターネット上などで批判される騒ぎとなっている。 【「こんな市長でいいのか」と思うだろうが一緒にやっていきたい】 本間市長は11月25日に公務に復帰。12月5日に市議会で人工声帯を使って議案説明した。その際、「声が聞き取りづらく、職務を全うできるのか」との声が上がった。16日の市議会運営委員会で、第3会派「市民の会」の議員が、市長辞職勧告決議案の提出を各会派で協議するよう提案。だが、他会派から「そこまでする必要はない」など反対論が相次ぎ、提案は退けられた。 この件を報じた17日付の地元紙・山形新聞のニュースサイトの記事が広がり、19日現在、ヤフーニュースの引用ツイート数は3200を超え、フェイスブックの共有は