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ブックマーク / fujipon.hatenablog.com (27)

  • 「お客様のなかに、お医者様はいらっしゃいますか?」 - いつか電池がきれるまで

    「機長からアナウンス・第2便」(内田幹樹著・新潮文庫)より。 飛行中に急病人というのは、けっこう発生するものだ。ある統計によれば、国内線では1000件あたり約1件、国際線だと5件前後になる。そういうときはアナウンスをして、医療関係の方に協力をお願いして、助けていただいている。 以外なようだが、A社の便には医療関係者が平均89パーセントの確率で搭乗しているというデータがある。 以前JALだったか、やはり飛行中に急病人が発生した。たまたまその便には医療関係者が誰も乗っていなかった。そこで、そばを飛んでいた同社の便に連絡し、乗客として乗り合わせていたお医者さんと無線でやりとりして、無事に収まったということがあった。言ってみれば遠隔操作の治療なのだが、機内に積んである医療キットも、医師の指示さえあれば使用できるのだ。 急病人発生で大変なのは、たとえばシベリア上空を飛んでいる場合などだ。病人の具合に

    「お客様のなかに、お医者様はいらっしゃいますか?」 - いつか電池がきれるまで
    kanimaster
    kanimaster 2013/05/31
    なお、乗客の中にお医者様はいませんでした。
  • 「ネットで憂さ晴らしをしていた頃」の自分へ - いつか電池がきれるまで

    僕は何度か、サイトを閉鎖、あるいは休止したことがあります。 僕にとってはサイトって大事なものだけに、ネット上でのトラブルのみならず、プライベートで問題が起こったときにも「自分の存在をネットから消してしまいたい」とか思い詰めてしまうことがあるのです。 書いて公開するというのは、それなりにエネルギーが要ることなので、その気力が無い時、あるいは、「ネット上から消えますよ」というサインを出すことによって、誰かに励ましてもらいたいとき。 以前のネットは、そういう「個人のネガティブな感情の表明」に対して、いまよりはもう少し感情的・あるいは好意的な反応が得られていたと記憶しています。 でも、いまは、「ネガティブな感情」を表出しても、誰も慰めてはくれない。 いや、むしろそういう人や行為は迷惑だ、と見なされる。 受け手としては、僕自身もそう感じますしね。 いまは、ネガティブな感情が自分に降り積もっていくとき

    「ネットで憂さ晴らしをしていた頃」の自分へ - いつか電池がきれるまで
    kanimaster
    kanimaster 2012/11/30
    十分すぎるくらいネガティブなエントリだと思う。
  • 「メールマガジンを週1回出さなければならない人生」 - いつか電池がきれるまで

    参考リンク:家入氏の有料謝罪メルマガを買ってみた - Hagex-day.info 週に1回発行のメールマガジンが、1回も発行されておらず、読者側から抗議しないとお金も返ってこないというのは、さすがにひどい話です。家入さんのメールマガジンを購読している人の大部分は、家入さんのファンだと思われますので、もしかしたら、「まあ、そういう不安定なとことがある人だっているのは、わかってんだけどさー」というくらいのスタンスで、状況を見守っているのかもしれません。 家入さんは、著書『もっと自由に働きたい』のなかで、こんなふうに仰っています。 (このの感想は、こちらで書きました) (以下『もっと自由に働きたい』からの引用) 僕は、大きな野望があったわけでも、成し遂げたい事業があったわけでもなく、消去法で社長になった。会社勤めが嫌で、結婚して子どもができたタイミングで、子を養えるくらいの収入を在宅仕事

    「メールマガジンを週1回出さなければならない人生」 - いつか電池がきれるまで
  • 人って、本当に「何も言えなくなるとき」がある。 - いつか電池がきれるまで

    NHK総合で放送された。小学生の男の子が「もう昨年ほど(被曝が)気にならなくなった」と言うと、番組スタッフは彼に笑ってこう言った。「すごいじゃん!」。・・・こんな放送局におかねを払う人がいるのですね。 2012-11-04 22:52:24 via web 僕のツイッターのタイムラインで、こんなツイートを見かけた。 ほんと、NHKや大手マスコミは、原発事故後、自分たちの安全第一、ということで早々に遠くに避難するという根性無しっぷりを白日のもとにさらしてしまったのですが(しかし、根性をみせて被曝をおそれずに報道するということが良いのかどうか、僕にはなんともいえません)、これを読んで、僕はなんだかとても悲しくなってしまったのです。 この小学生の男の子に「すごいじゃん」って言った番組スタッフにとっては「他人事」だったのかもしれない。 だから、こんなことを「笑いながら」言えるのだ。 ……でもね、こ

    kanimaster
    kanimaster 2012/11/09
    「NHKや大手マスコミは、原発事故後、自分たちの安全第一、ということで早々に遠くに避難するという根性無しっぷり」 そんな話は初めて聞いた。
  • 「ブログに書かずに、部下に直接言えよ」 - いつか電池がきれるまで

    参考リンク:お前が言うなよ、ってお話 - 常夏島日記 文のあと、このエントリについたブックマークコメントを読んだのですが、「ブログに書かずに、部下に直接言えよ」というコメントに「はてなスター」がたくさんついていて、困惑してしまいました。 こういう「身近に起こったことをブログに書く」というのを僕もけっこうやるので。 このタイプのエントリをブログに書くときには、おおまかに分けると、2つのタイプがあります。 ひとつめは、「人には直接言えないので、憂さ晴らしというか『王様の耳はロバの耳!』ってやりたいとき。 ふたつめは、自分の周囲に起こったことを、ある程度一般的な問題として、他の人に聞いてもらい、考えてもらいたいとき。 どちらか、というケースだけじゃなくて、この両方が入り混じっている場合も多いのですけどね。 ひとつめの場合には、「人に言えよ!」って言いたくなりますよね。 あるいは、「そんなの

    「ブログに書かずに、部下に直接言えよ」 - いつか電池がきれるまで
    kanimaster
    kanimaster 2012/10/02
    元記事はただの愚痴。問題提起になってないし何も解決していない。
  • はるかぜちゃんの絶望について - いつか電池がきれるまで

    参考リンク:春名風花・ぼくは腹の底から泣いた - Togetter 僕は、コメント欄も含め、このまとめを読んで悲しくなりました。 なんでここまでの「覚悟」を「はるかぜちゃん」がしなければならなかったのか。 この「まとめ」によると、はるかぜちゃんは、当初は「エゴサーチをして、自分が関わったものについてのみんなの感想を調べ、参考にしていた」けれど、「ひとつひとつの意見に対して、個別にリアクションは起こさないようにしていた」ようです。 ずっと、がんばって「スルー」してきていたのです。 僕などは、はるかぜちゃんと比較することすらおこがましい「弱小」なのですが、それでも、自分のブログに対するさまざまな意見や批判が目に入ってくると感情が揺れてしまうことが少なくないので、最近はもう、ブログのコメント欄も閉じましたし、自分のエントリへの言及記事なども、見ないようにしています。 長年やっていると、「あっ、こ

    はるかぜちゃんの絶望について - いつか電池がきれるまで
  • 「ウソ」が大嫌いなインターネットの聖人たちへ - いつか電池がきれるまで

    「ウソは泥棒のはじまり」だと言う。 もちろん、ウソは悪いことだ。 僕だって、つきたくも、つかれたくもない。 しかし、「絶対にウソをつくことが許されない世界」というのは怖くないだろうか。 息子は、3歳になった。 家の中でかくれんぼをしていて、「あっ、○○くんだ!」と僕が言うと、息子は「ちがいます。ライトニング・マックイーンです!」と答えた。 このウソつき! でも、僕は、息子がウソをつけるようになったことが、少しだけ嬉しかった。 こいつは、この世の中で生きていくための、小さな一歩を踏み出したのだ。 もちろん、すべてのウソを許しているわけじゃない。 人を傷つけるようなウソには、「そんなウソをついちゃダメ」と言っている。 絶対に、ウソをつかない子供たちがいる。 その子供たちは、「ウソをついてはいけない」という宗教の教義に忠実な親に育てられてきた。 ウソをついたら、「地獄に堕ちる」と、徹底的に罰を与

    「ウソ」が大嫌いなインターネットの聖人たちへ - いつか電池がきれるまで
    kanimaster
    kanimaster 2012/01/27
    ウソよりも実話のほうがよっぽど嫌いだ。