読売の社説から です。 少子高齢化が進み、人口減社会を迎えている時、年金問題を中心とする社会保障制度改革は急務だ。その財源としての消費税率引き上げ問題を含め、税財政全体を立て直すことは喫緊の課題である。 文脈から想像できるので読み流してしまいがちですが、私はこんな言葉、知りませんでした。見直せば見直すほど、緊急度がにじみ出てくるような言葉です。 どの程度緊急なら使っていいのでしょうか。 ガン患者を苦痛から解放し、治療効果を高める「副作用抑制型ガン治療法の確立」 は喫緊の研究課題だそうです。 ウィルス感染等がネットワークセキュリティーでは 喫緊の課題だそうです。 日本の金融界では、転職市場の創設が 喫緊の課題だそうです。 緊急であり、重要であることを表しているのですが、ほとんどは課題とペアで現れています。つまり、いくら緊急であっても、一刻を争うものではないのです。それでも真剣さと緊迫感を出し
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