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ブックマーク / dokuhebi.hatenablog.jp (1)

  • 水村美苗と蓮実重彦 - 文藝評論家=山崎行太郎の『 毒蛇山荘日記(1)』

    ■日語が滅びるとき。 『続明暗』や『私小説』『小説』などの作品で知られる水村美苗という作家がいるが、彼女が書いた『日語が亡びるときーー英語の世紀の中で』が、今、各処で、話題になっているようで、その影響もあるのだろうが、「新潮」と「文学界」の12月号にも、対談(「日語の危機とウエブ進化」)とインタビュー(「日語は亡びるのか」)に水村美苗が登場し、「日語」の未来について語っている。その発言は、対談者が『ウエブ進化論』の梅田望夫や翻訳家の鴻巣友季子だということからも想像されるように、インターネットに象徴される最近の情報革命による社会システムの変容の流れに沿った、つまり時局に迎合した情勢論的発言という趣もないわけではなさそうだが、いずれにしろ、日語論としても、英語論としても、最近では、珍しく、刺激的、且つ挑発的な論と言っていいだろう。 水村美苗は、12歳のとき、父親の仕事の関係でニ

    水村美苗と蓮実重彦 - 文藝評論家=山崎行太郎の『 毒蛇山荘日記(1)』
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