クラフトビールが人気を集める中、店内にビールの醸造設備を持つ「八蛮銀座本店」(中央区銀座2、TEL 03-3546-8708)に7月上旬、「銀座 麦酒醸造所」の看板が取り付けられ、「ブルーパブ」(=店内に醸造設備を持つパブ)としての存在感を高めている。 「八蛮銀座本店」店内のビール醸造設備 店主で醸造家の鈴木俊郎さんは1994年、同店をオープン。「おいしいお酒を好きなだけ飲んでいただき、おすすめの料理も楽しんでもらいたい」という思いから、料金をコース料理付き飲み放題4,000円に設定(現在は消費税込で4,200円)。2005年には店内でビールの醸造を始めた。「新鮮なビールを飲み放題で楽しんでいただきたい」と今も同じスタイルを貫く。 「銀座にあるブルーパブ」として徐々に人気が高まり、近隣だけでなく遠方からの来店客も増えた。現在は4人の若いスタッフがビール造りを学びながら鈴木さんと共に働く。