7月24日発売の「週刊新潮」が掲載したコラムで、「日本名を使うな」などと作家の深沢潮さんらが名指しで差別を受けた問題で、発行元の新潮社は深沢さん側に対し、「差別的かつ人権侵害にあたるようなコラムを掲…

7月24日発売の「週刊新潮」が掲載したコラムで、「日本名を使うな」などと作家の深沢潮さんらが名指しで差別を受けた問題で、発行元の新潮社は深沢さん側に対し、「差別的かつ人権侵害にあたるようなコラムを掲…
“地名をタイトルに冠した楽曲”を発表してきたアーティストに、実際にその街でインタビューを行うこの連載。「なぜその街を舞台にした曲を書こうと思ったのか」「その街からどのようなインスピレーションを受けたのか」「自分の音楽に、街や土地がどのような影響を及ぼしているのか」……そんな質問をもとに“街”と“音楽”の関係性をあぶり出していく。第3回となる今回は、家主の楽曲「茗荷谷」について田中ヤコブ(Vo, G)に話を聞いた。 軽快なドラムのビートに、どこか感傷的なギターの音色。そこにヤコブはこう言葉を乗せる。「今までのこと全部忘れそうさ 町は手招いてる / バカ騒ぎに唾を掃け 向かうは茗荷谷」。2分30秒と短いながらも存在感を放つこの曲は、そんな宣言で幕を開ける。しかし、この曲では肝心なところが明かされていない──なぜ彼は、茗荷谷へ向かうのか? 丸ノ内線が通る東京都文京区の駅・茗荷谷。都心のど真ん中で
1985年8月12日夕方、羽田空港発、大阪・伊丹空港行きの日航機がレーダーから消えた。墜落したことが判明した。死者520人、生存者はわずかに4人という単独機事故としては世界史上最悪の航空事故となった。 あれから40年になる。4人はなぜ助かったのか。そしてその後、どのような人生を辿っていったのか――。 「たまたま衝撃を和らげる状況であったために…」 群馬県・御巣鷹の尾根に日航機が墜落したのは8月12日18時56分。墜落現場の特定に時間がかかり、地上からの現場視認が出来たのは翌13日7時34分だったという。最初の生存者が発見されたのは10時45分だった。 乗客524人(乗客509人、乗員15人)中、助かったのはわずか4人だけだった0.76%の生存確率である。 墜落事故から2年後の1987年6月19日に公表された運輸省航空事故調査委員会の事故調査報告書のなかにある「生存者の受傷の状況」の項目(2
三重県松阪市の指定暑熱避難施設(クーリングシェルター)になっている川井町の市松阪図書館でエアコンが故障し、フロアの一部で使えなくなっている。部品の故障が原因。通常通り開館はしている。エアコンが稼働しているスペースもあるため、引き続きクーリングシェルターとして利用できる。復旧の時期は未定。 エアコンが故障しているのは全館のうち、1階の児童書コーナーと読み聞かせ室、2階の休憩スペースの3カ所。1階の一般書籍コーナー、ブラウジング(閲覧)スペース、2階の学習室は、引き続き稼働している。 同館によると故障したのは7月31日朝。スイッチを入れ一度は送風を始めたがエラー表示が出て、稼働を停止した。設備業者が確認したところ部品の異常が稼働停止の原因だった。 同館では、正常に稼働する空調設備などを活用して館内冷却に対応。稼働している1階一般書籍コーナーの設定温度を数度下げると同時に、フロア各所に扇風機を置
漫画『夜鐘のキト』(作者:夏目げんり)のコミックス第1巻が12日に発売されることが決定した。あわせて、コミックス版は前代未聞の「1巻まるごと全ページ描き直しバージョン」として掲載されることが、週刊少年マガジン編集部より発表された。 【画像】読みづらい声があった…『夜鐘のキト』第1話の数ページ 雑誌に掲載されたものを手直しして単行本に収録することは、漫画業界では古くからよくあること。編集部は「ですが、今回のように全ページにわたりまるまる描き直すのは前代未聞…」と説明。 週刊連載をしながらの描き直し作業は想像を絶するハードな作業になるため、当然のごとく編集部は著者に対して、「なんとか『手直しレベル』で掲載するよう説得を試みておりました。それでも著者・夏目げんり先生の意志はかたく、このたび全ページ描き直し収録が決定いたしました」と経緯を伝えた。
1985年の大阪の書店組合の調査では書店への来店頻度は、20代では毎日行く人がほぼ4人に1人いた。 ところが2025年の広島大学の調査では、もっともよく行く書店への来店頻度は「半年に1、2回」未満が6割を超えている。 前者はそもそも本屋に来ている人に尋ねているとか、後者は人口が多くて15万程度の地方都市で聞いている(通勤・通学圏内に書店がない地域、無書店自治体を含む)といった違いはある。 ただ、地方における書店利用の実情を知る上で、経産省の書店振興プロジェクトにおいて、広島大学都市・建築計画学研究室が発表した「地域コミュニティにおける書店が与える影響調査 調査報告」はきわめて興味深い。 読書の頻度、書籍の購入頻度からして意外な結果に「地域コミュニティにおける書店が与える影響調査」は日本各地の5万人未満および5~15万人の市をいくつかピックアップし、その住人合計1377人に対して実施したもの
権勢を誇った田沼意次の嫡男・意知が旗本の佐野政言に江戸城内で斬りつけられるなど混沌とした天明4年。 そんな空気を一気に振り払うように、山東京伝が翌天明5年に、仇気屋艶二郎あだきやえんじろうという面白おかしなキャラクターを生み出しました。 大金持ちのボンボンである艶二郎は、抜けあがった額、あぐらをかいた鼻、広がった顎の醜男でありながら、自分は女性にもてるはずだと思っている非常にポジティブな性格のキャラクターです。 『江戸生艶気樺焼』主人公・仇気屋艶二郎 今回の記事ではこの勘違い男が繰り出す様々なモテ男の笑える行動が描かれた『江戸生艶気樺焼えどうまれうわきのかばやき』を紹介します。 山東京伝の2人の妻は吉原遊女。扇屋・菊園と玉屋・玉の井の悲惨すぎる最期蔦屋重三郎をはじめ、江戸で文化が花開いた江戸時代中期。その中で山東京伝は有名な劇作者ですが、その私生活はどのようなものだったのでしょうか。 吉原
被爆80年の企画展「ヒロシマ1945」を見学し、インタビューに答えた吉川晃司さんとの一問一答は次の通り。(金崎由美、里田明美) ―広島出身の被爆2世として、被爆80年の節目をどのような思いで迎えていますか。 世界中で懐疑的な思想や、きな臭さがどんどん増していると感じる。 子どもの時にボーイスカウトの活動をしており、8月6日の平和記念式典に参加していたが、正直言って特別深い思いや考えを持っていたわけではなかった。 音楽活動を通して、子どもたちと平和の歌を作るなどしながら、言葉にしたり文字にしたりすることが大事だな、何か担えることがあればできる限りのことをしたいな、と思うようになった。 ―お父様の実家が原爆ドームの対岸にあった吉川旅館ですね。 若い頃は全く知らなかった。父が入市被爆の体験を語ることはなかったが、ここ10年、20年かな、ぽつりぽつりと話すようになった。伝えておかないと、と思うよう
老人ホームの良し悪しを判断するには何を基準にすべきか。介護の専門家の吉田肇さんは「将来入るかもしれない老人ホームに目星をつける際は、パンフレットを読むだけでなく、実際に施設を見学し、複数の施設を比較するとよい。その際に見るべきポイントや聞くべき質問がある」という――。 ※本稿は、吉田肇『介護・老後で困る前に読む本』(NHK出版)の一部を再編集したものです。 長く住み続けられる自宅とは 2025年には団塊の世代が75歳以上となります。以後も75歳以上の人口割合は増え続けることが予想され、医療や介護のニーズの増加が見込まれています。そこで厚生労働省は、2025年をめどに「可能な限り住み慣れた地域で、自分らしい暮らしを人生の最期まで続ける」ことができるよう、地域の包括的な支援・サービスを提供する「地域包括ケアシステム」の構築を推進しています。地域包括ケアシステムの中軸となる公的機関が、地域包括支
2025.08.01 パピレス 天谷 幹夫 このキーパーソン・メッセージを執筆させていただくのも6回目になりました。今までは、“新しき器には新しきコンテンツ”とか、“次世代コンテンツの萌芽”とか、“Webtoon市場どうなる”などと前向きな内容が多かったですが、今回は非常に後ろ向きな題名になってしまい驚かれたと思います。しかし、それだけ危機が切迫している現実を皆様に知って貰おうと筆を採った次第です。 1. 電子コミック市場は伸びているのか? ここ数年で、電子コミックの出版社から「我が社の売上が、思ったほど伸びない」とか、「前年度より、売上が何%か下がっている」とか、あちこちで言われるようになりました。また、東京証券取引所に上場していて売上が公開されている電子書店運営の3社を調べますと、2021年あたりから年度売上は、横這いか下降ぎみでした。実は、電子書店を運営している当社パピレスも、20
1つの指標について見る 2つの指標の散布図を見る 使い方 本ツールは、日本の公共図書館に関する各種統計データを、棒グラフまたは散布図で直感的に比較・分析できるウェブアプリです。 表示モードの切り替え 画面最上部に「1つの指標について見る」「2つの指標の散布図を見る」の2つのボタンがあります。 見たい形式に応じて切り替えてください。 1つの指標について見る(棒グラフモード) 「項目」で分析したい指標(たとえば「貸出冊数」など)を選択します。 選んだ年度の全都道県の値が、高い順(降順)で棒グラフに並びます。 グラフ右上の「PNG保存」ボタンから画像保存が可能です。 2つの指標の散布図を見る(散布図モード) 「X軸」「Y軸」で2つの指標を選びます。 各点が各都道府県を表し、ラベル付きで分布がわかります。 「強調する都道府県」プルダウンで、特定都道府県を目立たせることができます。 相関係数や回帰直
累計14億冊販売のロングセラー 1970年の発売以来、累計14億冊を販売しているジャポニカ学習帳。 学習百科としての読み物付録がついていて、表紙には写真家の故・山口進さんが撮影した昆虫や花の写真を使ってきました。 シンボルカラーである緑を使ったデザインは、商品の形に商標権を認める「立体商標」としても認められており、抜群の知名度を誇ります。 そんなジャポニカ学習帳が11月に大幅リニューアルを実施します。 大きく変わるのは「表紙の写真をイラストに変更する」という点です。 「表紙については『共生』をテーマにした親しみの湧くイラストに変更します。単なるデザインの変更ではなく、詰め込み教育から発想を育む教育へと移行する現在において、子どもたちの学びをサポートするために進化しようという狙いがあります。『共生』は山口さんの生涯の撮影テーマでもありました」 そう話すのは、ステーショナリー事業部の岸田愉美さ
新刊が出ます。このブログの人気コーナー(?)給食営業マンシリーズが本になります。家の光協会からで発売日は9月18日。タイトルは「給食営業マン サバイバル戦記」、サブタイトルは「カスハラ地獄、失注連鎖、米の仕入れも赤信号」です。価格は税込1650円 電書もでます。詳しくは公式サイトをどうぞ→書籍 | 家の光協会 (※表紙。ミッションインポッシブルっぽいイメージを担当編集にリクエストしたら「なろう系」っぽくになりました。これはこれでいい) 【凝縮されたサラリーマンの悲哀。それは、氷河期世代の給食営業マンが歩んだ、30年の戦場。社員食堂、病院、老人ホーム、保育園、映画館――社会のあらゆる場面で「給食会社」は静かに稼働している。しかし、その裏側には、理不尽すぎる値上げ交渉、親子でカスハラをするクライアント、土壇場でひっくり返る入札、会社の上層部と現場との板挟み……まさに「報われなさ」と「やめられな
【読谷】読谷村役場の隣接地で10月1日に開業予定の総合情報センター「ゆんラボ・未来館」。その中心施設が村立図書館だ。TSUTAYA(ツタヤ)を運営するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)が運営を担う。
ロッキング・オン・グループ(株式会社ロッキング・オン・ホールディングス、株式会社ロッキング・オン、株式会社ロッキング・オン・ジャパン)代表取締役会長渋谷陽一は、7月14日(月)未明に永眠いたしました。 ここに生前のご厚誼に深謝し、謹んでお知らせ申し上げます。 渋谷は2023年11月に脳出血を発症し、緊急入院いたしました。手術後は療養を続けながらリハビリに取り組んでおりましたが、今年に入り誤嚥性肺炎を併発、74年の生涯を終えました。 1972年に20歳で『rockin’on』を創刊した渋谷は、音楽評論家・編集者・ラジオDJ・フェスプロデューサーとして多方面にわたり活動してまいりました。渋谷の活動を応援してくださった読者・参加者・各関係者の皆様に深く感謝申し上げます。 なお、葬儀は故人の意向により、近親者のみで執り行いました。 誠に恐れ入りますが、御香典・御供花・御供物・御弔電につきましては辞
岩波新書編集部のXアカウントにて、6月7日に「新書がもっと若者に流行ったらいいな、と常日頃から思っている。」というポストがされたところ、講談社ブルーバックスのアカウントが「じつは、ブルーバックスも新書です。日本で三番目に長い歴史を持つ新書レーベルです。」とリポスト。すると、二番目に長い歴史を持つ新書レーベルの中公新書のアカウントが「我ら三レーベル、生まれし日、時は違えども、新書の契りを結びしからは、心を同じくして助け合い、幅広い読者に本を届けん」と応答した。一連のポストは新書ファンの間で大いに話題となり、総リポスト数が5000、総インプレッション数が200万に届くほどの注目を集めた。 岩波新書は1938年、中公新書は1962年、ブルーバックスは1963年に創刊された新書レーベルで、それぞれの特色を活かしながら、現在もヒット作を生み出し続けている。今回のXのポストでは、お互いを意識しているこ
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