※金田一耕助関連イベント開催! 「巡・金田一耕助の小径(平成21年10月1日~11月30日)」<雪の降る深夜、婚礼をあげ初夜を迎えたばかりの新郎新婦が血まみれになって倒れ、雪の庭に血のついた日本刀が突き刺さっていた。> 日本家屋での密室殺人を描き、名探偵金田一耕助をはじめて登場させた小説【本陣殺人事件】は、作者横溝正史が倉敷市真備町岡田に疎開してきたころ、本陣という地方の旧家を舞台に書かれました。今も岡田に残されている横溝一家の疎開宅を訪ね、横溝が散策した道などを歩いてみました。 旧岡田村倉敷市真備町岡田にある横溝正史の疎開宅は、岡山県西部を走る井原鉄道の川辺宿駅から車で3、4分、歩いても3キロあまりの距離です。 当時、井原鉄道はありませんでしたから、事件発生で呼び寄せられた金田一耕助は伯備線清音駅で下車して歩いて真備町の旧岡田村に入ったんですね。金田一耕助の登場「この道をひとりの青年