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2022年7月31日のブックマーク (2件)

  • 松下幸之助は「宗教」をみて「経営」を悟った

    それにもかかわらず、こちらのほうは倒産したり、カネ儲けだといって軽蔑されたりする。なぜだろうか。帰りの電車の中でいろいろ考えた末、はっと気がついた。 「それは商売に使命感がないからや。宗教には人間を救うという大きな使命感がある。それや、それなんやと思った。いまのままではいくら熱心に経営を行っていても、力強い行動は行われない。 それでは商売をするものの使命はなにか。貧をなくすこと、世の中を豊かにすること、貧をなくして人びとを救うことや。この世から貧をなくすことがわしらの使命なんや。そこで悟ったんやな、わしなりに。そしてこれがわしの経営を進める基の考え方になった。そういうことがあって、わしは自分の事業を一段と力強く進めることができるようになったんや」 悩み考え続けなければ、悟ることもできない おそらくそれまで悩み、考え続けていたことによって、いくつかの断片的な考え方が松下の頭の中にできあがっ

    松下幸之助は「宗教」をみて「経営」を悟った
  • ウイグル、チベット、内モンゴル......中国による民族弾圧の原点は毛沢東にあり

    文革当時の内モンゴルでは女性も国境警備をする兵士に(1969年)UNIVERSAL HISTORY ARCHIVE/GETTY IMAGES <文革は、集団虐殺こそ異民族を統治する上で最も有効であることを知る「成功体験」になった【特集:文化大革命2.0より】> 2008年、筆者がある学会誌で内モンゴル自治区のモンゴル人にとって中国文化大革命はジェノサイド(集団虐殺)だったとの論文を公表した際、世界の学界で少なからぬ反響が沸き起こった。 筆者はそれまで長らく第1次史料を収集し続け、証言と合わせてモンゴルの「民族の集合的記憶」を公にしたのだ。 「民族の集合的記憶」としてのジェノサイドの実態を示しておこう。 中国政府の(操作された)公的見解によると、文革期には内モンゴルで34万人が逮捕、2万7900人が殺害され、12万人が暴力を受けて身体に障害が残ったという。12万人の負傷者も暴力が原因で「遅れ

    ウイグル、チベット、内モンゴル......中国による民族弾圧の原点は毛沢東にあり