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ブックマーク / uroburo.hatenablog.com (1)

  • 瀧井孝作と櫻井書店 - ウロボロスの回転

    瀧井孝作 『琴の物語』(少年のための純文学選) 櫻井書店、昭和22年初版、昭和25年重版 先月はじめに、田村書店の店頭で見つけた。初版600円、重版400円だった。 初版の装幀と扉絵は里見勝蔵、挿絵は鈴木信太郎。 重版の装幀は寺田政明にかわっている。扉絵と挿絵は初版と同じ。 戦中から戦後にかけて気骨あふれる出版活動を繰り広げた、櫻井均の個人出版社・櫻井書店(昭和15年〜35年)。宇野浩二 『夢みる部屋』、上林暁 『晩春日記』、稲垣足穂 『彼等』など、渋い文芸書を精力的に出す一方で、児童書出版にも意欲的に取り組んだ。「少年のための純文学選」は、櫻井が戦後心血を注いだ企画の一つ。2期に分けて昭和22年に9タイトル、昭和24年に6タイトル出した。収録作家は、第1期が武者小路実篤、志賀直哉、徳永直、小川未明、坪田譲治、宮沢賢治、塚原健二郎、壷井栄、瀧井孝作。第2期は佐藤春夫、豊島与志雄、夏目漱石、

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