このたび広島市は、「こども図書館」「中央図書館」「映像文化ライブラリー」を集約し、商業施設であるエールエールA館へ移転する計画を、市民に広く告知することなく、十分な議論もないまま、早急に進めようとしています。市民の財産であり、文化と民主主義を支える柱ともなる図書館の問題を、このように扱われることに、私たちは大きな疑問を抱いています。 全国各地からのご支援により、こども図書館は現在地にと決定されましたが、書庫に本が収まらず、一部を中央図書館に置いているにもかかわらず、市は、移転や建て替えではなく、現在の建物を利用し、耐震化をはかるという方針です。 中央図書館等再整備地候補 3案比較の問題 先日12月14日、広島市議会総務委員会において、広島市から中央図書館の再整備地候補の比較検討について説明がなされ、「再整備地はエールエールA館とする」との報告がありました。委員会では、長時間にわたり議員から