戦時中の空襲で焼け野原となった山口県宇部市の市街地として半世紀以上、同市の小学生向け副読本や市史で紹介されてきた写真が、空襲を受けた静岡県浜松市街地の写真を修整したものとみられることが分かった。宇部大空襲について調べていた元教員が気付いて宇部市に伝えた。約600キロ離れた浜松市の被災写真を誰が加工し、どんな経緯で掲載されたのかは不明。宇部市は来年度から副読本への使用をやめる。
広島県福山市鞆町の鞆港埋め立て・架橋計画の廃止に伴う山側トンネル「鞆未来トンネル」が月内にも貫通する見通しであることが24日、複数の関係者への取材で分かった。トンネルは鞆町のまちづくりの柱に位置付けられており、広島県が進める工事は節目を迎える。貫通後はトンネル内の照明など関連工事を進め、本年度内の完成、利用開始を目指す。
広島市は25日、東区中山東のJR芸備線の線路をくぐる県道の地下道(アンダーパス)が6月6日に開通するのを前に、現地で報道陣向けの見学会を開いた。開通に伴い県内有数の渋滞地点である近くの中山踏切が廃止されるため、渋滞緩和が期待されている。
2014年8月の広島土砂災害の教訓を伝える広島市豪雨災害伝承館(安佐南区八木)の入館者数が開館8カ月の4月末時点で1万4千人を超え、通年目標の7千人の2倍になった。発災から丸10年を迎える本年度は、若い世代への継承活動に力をさらに入れる方針だ。
広島県福山市は30日、3月に同市柳津町の金属めっき工場で有害物質の六価クロムの槽に落ちた後、逃げ出した猫とみられる死骸が見つかったと発表した。
JR広島駅(広島市南区)の南口と北口を結んでいた地下自由通路について、管理する市が廃止を決めたことが12日、分かった。老朽化に加え、駅2階の南北自由通路に役割が移り、2020年9月から通行止めにしていた。市は24年度に、北口階段の撤去と通路をふさぐ工事を進める予定でいる。
JR可部線の下祇園駅(広島市安佐南区)の新駅舎と自由通路が完成し27日、現地で記念式典があった。可部線を挟んだ東西二つの駅舎を自由通路でつなぎ、駅西側に改札口を新設。上下線で別々のホームも設け、利便性が高まった。28日から利用できる。
奈良時代に建立された出雲国分寺・国分尼寺の遺跡(松江市竹矢町)付近にある瓦窯跡の調査が約50年ぶりに行われた。県の緊急予防治山事業に伴い、市が調査した。瓦窯の詳細な構造が明らかになり、市埋蔵文化財調査課は「想像以上に良い状態で残っている」と説明している。
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