唐代(周)の万歳通天2年(697)の墓誌銘拓本。則天武后時代 のいわゆる則天文字が含まれている。 以下、{ }が則天文字、( )が対応する漢字楷書、数字が則天文字のある行数。 {禾+久+(風-虫+王)}(授)が4,11。 {○+左卍}(月)が9,11,13。 {「天」の篆書}(天)が11。 {千+万万+千}(年)が11,13。 {○+乙}(日)が12,14。 (文責:田口裕香)
唐代(周)の万歳通天2年(697)の墓誌銘拓本。則天武后時代 のいわゆる則天文字が含まれている。 以下、{ }が則天文字、( )が対応する漢字楷書、数字が則天文字のある行数。 {禾+久+(風-虫+王)}(授)が4,11。 {○+左卍}(月)が9,11,13。 {「天」の篆書}(天)が11。 {千+万万+千}(年)が11,13。 {○+乙}(日)が12,14。 (文責:田口裕香)
2007/9/20 2004/03/07 に、神龍蘭亭(八柱第三本) を臨写していて、ふと気がついたことがある。なぜ破損・虫食いの字や痕がないのだろう。 別の模本、張金界奴本は、かなり墨が落ちてしまっているが、紙自体の破損はあまりない。また、現状でみるかぎりは、模写した原本の破損を写しているところは、どこにもない。つまり、原本が破損していなかったか、破損を写す意志がなかったかである。 喪乱帖、萬歳通天進帖 をはじめとする良質な唐代模写本は、必ず破損箇所も細線で模写してある。 神龍本に弱々しい字があるのは、不思議だったが、ひょっとすると破損箇所を補筆した底本をもとにした模写であるためかもしれない。古風で特殊な技法を使った字と細く弱い字が混合している理由はそこにあるのではなかろうか? 熊秉明氏が書譜36期「智永千字文和馮模蘭亭」で、神龍蘭亭において線が細く平凡で弱々しい感じの文字を指摘して、「
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