米IBMが米サン・マイクロシステムズ買収に動き出したとの報道が米国であった。米ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)紙が2009年3月18日(米国時間)に「関係者の話」として報じた。IBMが65億ドルでの買収を持ちかけているとしている。実現すれば、EDS買収などで激しく追い上げる米ヒューレット・パッカードをIBMは突き放せる。両社の日本法人は日経コンピュータの問い合わせに対して「ノーコメント」としている。 65億ドルという買収額は3月17日の終値ベースでのサンの株式時価総額(18日時点で37億ドル)の2倍に相当する。WSJ紙によると、交渉がまとまった場合、今週中にも正式に発表されるという。 サンはUNIXサーバー最大手。最近はJavaを中心とするソフトウエア事業にも力を入れている。ただ、ネットバブルが崩壊してから業績は長期にわたって低迷。特に昨年秋のリーマンショック以降、主要顧客である米
3月9日 発売 価格:193,200円~ 連絡先:ダイヤルIBM Tel.0120-04-1992 日本アイ・ビー・エム株式会社(日本IBM)は、新CentrinoことSonomaを採用したノートPC「ThinkPad T43」を3月9日に発売する。 1月に行なわれたインテルのSonoma発表会で参考展示されていた、A4サイズの2スピンドルノート。全モデルがセキュリティチップとWindows XP Professional(SP2)を搭載する。上位モデルにはログオンなどに使用できる指紋センサーを追加した。 CPUやメモリ/HDD容量、液晶パネルの解像度およびサイズ、GPU、光学ドライブ、Bluetoothの有無などで9モデルが用意される。 最下位モデルの「1871-11J」は、Pentium M 730(1.60GHz)、メモリ256MB(最大2GB)、HDD 40GB、Intel 915
IBMは、数百万ドル規模の新型スーパーコンピュータ「Blue Gene/L」を、人の脳の仕組みをシミュレートする研究向けに納入した。 IBMは米国時間6日、スイスのローザンヌにあるローザンヌ連邦工科大学(Ecole Polytechnique Federale de Lausanne:EPFL)に、「Blue Brain」と呼ばれるスーパーコンピュータを納入し、同社の専門家をこの研究プロジェクトへ参加させることを発表する予定だ。 同大学の研究プロジェクトでは、2年をかけて、新皮質と呼ばれる脳の主要部分を電気化学的にシミュレートする立体モデルを開発していく。また、脳の他の部分のシミュレーションも行い、いずれは脳全体を対象とする予定だ。同研究では、知覚/思考/記憶などのプロセスを理解し、脳の回路の不全が自閉症や統合失調症などの問題を引き起こす仕組みを解明したいと考えている。 今回の取引の条件は
日本IBMは5月31日、ノートPC「ThinkPad」の研究・開発拠点であった大和事業所に、新たにデジタル家電の開発支援やコンサルティングを行う専任部隊を設置すると発表した。ThinkPadの開発で培ったノウハウを家電メーカーに提供する。 専任部隊は当初100名程度で開始する。デジタル家電に特化した部隊は米IBMグループでも初めて。日本や中国、韓国などの家電メーカーを顧客とする。 デジタル家電は高機能化に伴ってソフトウェアが複雑になっており、コードの量も急激に増えている。その一方で製品サイクルは短くなっており、メーカーは短期間で膨大な量のソフトを開発する必要に迫られている。IBMはソフトの開発プロセスを効率化させるためのコンサルティングを行ったり、複数の製品で共通に利用できるソフトウェア部品を提供したりすることで、家電メーカーの製品開発を支援する。 同社が提供するソリューションは、(1)コ
レノボ、ワイド液晶を搭載した「ThinkPad Zシリーズ」 ~最上位モデルはチタン製トップカバーを装備 10月下旬 出荷開始 連絡先:ダイヤルIBM Tel.0120-04-1992 レノボ・ジャパン株式会社は、ワイド液晶搭載ノートPC「ThinkPad Z60t」、「同Z60m」を10月下旬より出荷開始する。 両モデルともに同社初のワイド液晶を搭載としたノートPC。マザーボード上にマグネシウム合金製フレーム「ThinkPad Roll Cage」を配置し、ひずみ強度を向上させた。マザーボードへの負荷を約30%軽減できるという。 内蔵のHDDは、保護用のショックアブソーバーの改良やThinkPad Roll Cageへの装着などにより、耐衝撃性が約2倍となった。また、キーボードに液体をこぼしたときに、液体を本体底部に排出させる穴「Spill Hole」を従来の1つから2つに増やし、液体滴
2007/08/31 米IBMは8月30日、ナノテクノロジにおける2つの重要な科学的発見を発表した。この発見は製品化にはまだ遠いものの、いつか数個の原子や分子で構成されるデバイスを実現するかもしれないという。 この2つの発見に関する論文は8月31日のScience誌に掲載される。 1つ目の研究論文は「Large Magnetic Anisotropy of a Single Atomic Spin Embedded in a Surface Molecular Network」というタイトルで、個々の原子の磁気異方性の調査における進歩を説明している。 異方性は、磁石が特定の向きを維持できるかどうかを決める。磁石が「1」または「0」を表せるようにするため、データを格納する上で重要な特性となる。これまで、単一の原子の磁気異方性を測定することはできなかった。IBMの研究者は特別な走査型トンネル顕
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