改めて脚光を浴びるスローイン今冬の高校サッカーで、スローインの猛威を改めて思い知らされた。1月3日の3回戦では青森山田が、DF原山海里の“レーザービーム”を活かして後半ロスタイムに劇的な同点弾を挙げている。 敗れた桐光学園の鈴木勝大監督は「フットボールで劣っていたとは思わない」と述べつつも「ハンドボールの文化も踏まえて勝負の中でもっと活用していかなければいけない。勝負の厳しさを改めて教わった」と“手を使ったプレー”の重要性を認める。 31日の1回戦でも矢板中央がDF真下瑞都のロングスローから同点ゴールを決め、大分を下す大きな決め手になった。大分の朴英雄監督は半ば呆れた様子で「スローインは参りましたね。どこでもフリーキックじゃないですか?あんなにFKを与えて、1点しか失点しなかったってことは頑張ったのかも(笑)『こういうのもありかな』と思いました」とスローイン論を語っていた。 スローインはフ