アイデアを得るためには、方法論があります。 自宅の本棚を見ていたら、十数年前に読んだジェームズ・W・ヤングの「アイデアのつくり方」という本が目に入りました。100ページ程度の内容で1ページ当りの字数も少なく、久し振りに読みましたが、電車の中で15分で一気に読めました。改めて非常に示唆に富む内容でしたので、ポイントのみご紹介します。 ----(以下、引用)---- ・アイデアの作成は、一定の明確な過程であり、流れ作業である。この技術を修練することが、これを有効に使いこなす秘訣である (p.18) ・アイデアとは、既存の要素の新しい組み合わせ以外の何ものでもない (p.28) ・以上がアイデアの作られる全過程ないし方法である。 第一:資料集め-諸君の当面の課題のための資料と一般的知識の貯蔵をたえず豊富にすることから生まれる資料と。 第二:諸君の心の中でこれらの資料に手を加えること。 第三:孵化