【ETH Zurich調査】 Webブラウザの約4割が未パッチ状態――チューリッヒ工科大学が報告 (2008/07/02) 関連トップページ:セキュリティ管理(CSO Online) スイスのチューリッヒ工科大学(ETH Zurich)は7月1日、修正パッチを適用した最新のWebブラウザを使用しているユーザーは全体の59.1%にとどまり、残りは攻撃の脅威にさらされているとする最新の研究報告を発表した。 この研究は、インターネット上で利用されているWebブラウザのバージョンを包括的に分析したもので、ETHの研究員のほか、米国Googleと米国IBM Internet Security Servicesの研究員も参加した。 Webブラウザはセキュリティ上の弱点となることが多い。ブラウザに脆弱性が存在すると、ハッカーはPCを容易に支配できてしまうからだ。悪意を持つハッカーの支配下