写真3●1997年6月,W3Cのイベントで発表した「Embedded WWW(Compact HMLの原型)」,日経エレクトロニクス 2002年9月09日号「i-modeと呼ばれる前」第2回より転載,撮影 栗原克巳 2007年6月は,私にとってやや特別な意味があります。 ちょうど10年前の1997年6月,初めて,NTTドコモさんに携帯電話向けのブラウザソフトの提案を携えて訪問しました。その後,話は進み1999年2月にi-modeサービスが始まり,そして今では,ほぼすべての日本の携帯電話が,インターネット接続機能を持つようになりました。 現在,いつでもどこでも必要な情報を最も身近な端末「ケータイ」を通してネットから引き出せるようになっています。各種サービスベンダーも,従来はパソコン向けだけにサービスを提供していましたが,今では,むしろケータイをメインのターゲットにするものも増えてきています。