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2012年1月9日のブックマーク (2件)

  • 『原発危機と「東大話法」 傍観者の論理・欺瞞の言語』 新刊ちょい読み - HONZ

    世界は、人類が地球環境と調和しつつ平和で豊かな暮らしを続けるための現実的なエネルギー源として、原子力発電の利用拡大を進め始めていました。このような中で、東日大震災および福島第一原子力発電所の事故が起こりました。我が国は、事故終息に向け最大限の力を発揮しなければなりません。 (※東京大学大学院工学系研究科 原子力国際専攻 「震災後の工学は何を目指すのか」の一節より) このような文章が「東大話法」の典型であると、いきなり切り捨てられている。まず、「世界は」と言うことによって責任関係を曖昧にしていること、そして「我が国は・・・しなければなりません」という一文に見られるような、自分たちが「国」を代表しているいう意識。この話法こそ間違いの元凶であるというのが、著者の主張だ。しかも、切り捨てているのが現役の東大教授であるというから面白い。 書では東大話法規則というのが全部で20個紹介されているのだ

    『原発危機と「東大話法」 傍観者の論理・欺瞞の言語』 新刊ちょい読み - HONZ
  • 橋下市長を支持する「普通」願望 - コスプレで女やってますけど

    こんにちは、kayaです。今回は「リア充」について触れつつ、若者たちの「普通」願望を掘り下げてみたいと思います。リア充とはご存知、ネットスラング発祥の「現実生活が充実している奴ら」を指す言葉。この言葉が、誰のどんな思いを体現しているのでしょうか、というお話です。 政治学者の中島岳志氏によれば、日を覆う空気を「リア充への苛立ち」と「リセット願望」だといいます。週刊金曜日での連載で彼は、大阪で橋下市長の圧勝を後押ししたのもこの2つの心であると解説していました。とにかく自分より恵まれている存在=「リア充」たちが気にわない。閉塞感のあるこの社会を、一旦リセットしてくれ…そんな思いが「ハシズム」を後押ししたのです。 中島氏も引用した赤木智弘氏は、社会が流動化すれば貧乏人も豊かな人間も皆平等になる、だから「希望は戦争」と主張しました。「31歳フリーター」であった彼はロスジェネ論壇の牽引役となり、「

    橋下市長を支持する「普通」願望 - コスプレで女やってますけど