女児の遺体が見つかり、ブルーシートをかけらたマンション=26日午後5時、兵庫県尼崎市瓦宮 (本社ヘリから、渡守麻衣撮影) 大阪市東住吉区に住民登録された女児(6)が数年前から行方不明になり、両親が女児の児童手当を不正受給したとして詐欺容疑で逮捕された事件で、大阪府警は26日、母親(35)が借りていた兵庫県尼崎市内のマンションを捜索し、室内から乳児の遺体を発見した。府警は不明女児の可能性があるとみて身元の確認を急ぐ。 府警によると、女児は平成18年5月11日に大阪市内の病院で生まれ、同19日に出生届が出されたが、今年2月、小学校入学前の説明会や就学前検診に来なかったため、不明になっていることがわかった。同区から相談を受けた府警が両親から任意で事情を聴いたところ、「生まれてすぐ死亡し、愛知県の海に遺棄した」と説明。逮捕後はあいまいな供述を繰り返していた。 府警のその後の捜査で、母親が尼崎市瓦