那覇基地 【東京】元航空自衛官の男性が2018年に配属された空自那覇基地で、上司から日常的にパワーハラスメントを受けたことや服務規定違反を訴えており、防衛省が21日までに関与した隊員の懲戒処分に向けた手続きに入った。男性は宴会での暴行や職場での暴言を受けたと訴えている。防衛省はどの事実が手続きの対象となっているのか明らかにしなかった。 ▼「ようやく疑いが晴れた」私的なトラブルもやり玉に パワハラ懲戒取り消し ずさんな調査の実態は 男性によると宴会の席で複数回暴行があり、電話で「切り刻んで殺す」などと脅されたこともあるとした。上司に相談したところ、別の班で勤務するよう言われたり、示談を促されたりした。男性は退職後、自身が受けたパワハラの他にも、職場内で見聞きした服務規定違反の疑いがある複数の事案などを告発した。 防衛省の町田一仁人事教育局長は21日の衆院予算委員会で、共産党の宮本岳志氏の質問
