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  • あいトリ補助金の審査員が辞任。「宮田長官は声明出すべき」

    あいトリ補助金の審査員が辞任。「宮田長官は声明出すべき」文化庁による「あいちトリエンナーレ2019」への補助金全額不交付決定に関し、補助金採択に関する審査委員会の委員を務めていた鳥取大学特命教授・野田邦弘が辞意を伝えた。 文化庁の「あいちトリエンナーレ2019」に対する補助金不交付決定問題に関し、この補助金採択の審査に関わっていた審査員のひとり、鳥取大学特命教授・野田邦弘が2日に辞意を伝えたことがわかった。 野田は文化政策の専門家であり、過去「あいちトリエンナーレ」で実行委員会委員を務めた経験もある。今回の不交付決定について、「審査にあたっては、審査員が関わる内容と事務的な手続きの2段階がある。今回は後者にあたり、全額取り消しは来ありえない。苦しまぎれの理屈」と語る。補助金不交付については、事前に審査員への連絡はなく、連絡が来たのは文化庁が9月26日に発表した後だったという。 また今回の

    あいトリ補助金の審査員が辞任。「宮田長官は声明出すべき」
  • 東京大学教員有志が文化庁の補助金不交付決定に声明を発表。「脅迫行為に実質的に加担することにもなる」

    東京大学の大講堂(安田講堂) 出典=ウィキメディア・コモンズ Wei-Te Wong from Taipei City, Taiwan, Republic of China [CC BY-SA 2.0 (https://creativecommons.org/licenses/by-sa/2.0)] 文化庁が「あいちトリエンナーレ2019」に対して交付予定だった補助金約7800万円を全額不交付とすることを決定。9月26日にこのことが報じられて以来、美術評論家連盟、日現代美術商協会、「文化庁アートプラットフォーム事業」メンバー、東京藝術大学教員有志などが抗議声明を発表してきた。 そして10月3日、東京大学教員有志が声明を発表した(全文は記事末尾に掲載)。呼びかけ人は池上高志(総合文化研究科教授・芸術創造連携研究機構フェロー)、加治屋健司(総合文化研究科准教授・芸術創造連携研究機構副機構長)

    東京大学教員有志が文化庁の補助金不交付決定に声明を発表。「脅迫行為に実質的に加担することにもなる」
  • 文化庁長官の古巣・東京藝大からも反対の声。教員有志が抗議文

    文化庁長官の古巣・東京藝大からも反対の声。教員有志が抗議文文化庁が「あいちトリエンナーレ2019」への補助金を不交付とした問題で、文化庁長官の古巣である東京藝術大学の教員からも抗議の声が挙がった。 文化庁が「あいちトリエンナーレ2019」への補助金を不交付として問題で、文化庁長官・宮田亮平の母校であり、約10年間学長を務めた東京藝術大学からも抗議の声が挙がった。 同大には美術学部と音楽学部があるが、抗議文は両学部を超えた教員有志によるもの。よびかけ人としては、荒木夏実(美術学部先端芸術表現科)、小沢剛(美術学部先端芸術表現科)、住友文彦(大学院国際芸術創造研究科)、福中冬子(音楽学部楽理科)、毛利嘉孝(大学院国際芸術創造研究科)が名を連ねており、賛同者の氏名は順次公開するという。 抗議文では、補助金不交付は「文化芸術推進基計画」の柱として「文化芸術の『多様な価値』を生かして、未来をつくる

    文化庁長官の古巣・東京藝大からも反対の声。教員有志が抗議文
  • 文化庁の補助金不交付決定、議事録存在せず

    文化庁の補助金不交付決定、議事録存在せず文化庁が「あいちトリエンナーレ2019」に対して補助金の不交付を決めた問題で、その決定過程の議事録が存在しないことが明らかになった。 文化庁が「不交付」の決定を下した、あいちトリエンナーレ2019に対する補助金約7800万円について、その不交付を決定した審査過程の議事録が存在しないことがわかった。日共産党村伸子議員がTwitterで明らかにした。 これは、村議員が文化庁に対して問い合わせをした結果判明したもので、京都にある文化庁地域文化創生部が10月1日に回答したもの。 10月1日、文化庁から 「あいちトリエンナーレへの補助金不交付を決定した審査の議事録はございません。」 との文書が国会事務所に届きました(怒) どのような審査で「不交付」が決まったのか知りたいと文化庁に要求していた回答です。 pic.twitter.com/XJ7DZQ3U

    文化庁の補助金不交付決定、議事録存在せず
  • 文化庁、補助金不交付決定前の審査で意見聴取を行わず。内部のみで審査

    文化庁、補助金不交付決定前の審査で意見聴取を行わず。内部のみで審査文化庁による「あいちトリエンナーレ2019」に対する補助金不交付問題で、同庁が不交付決定前審査で意見聴取を行わず、内部のみで審査していたことがわかった。 文化庁が「あいちトリエンナーレ2019」への補助金不交付を決定した問題で、同庁がそのプロセスにおいて、外部審査員の意見聴取を行わず、文化庁内部のみで審査していたことがわかった。「文化・芸術分野における公的資金助成外部審査員従事者等有志」が明らかにした。 「あいちトリエンナーレ2019」は、文化庁が公募した「日博を契機とする文化資源コンテンツ創成事業(文化資源活用推進事業)」で採択され、約7800万円が交付される予定だった。この採択に携わった任期中の6名(氏名未公表)に対し、採択後の不交付決定前の審査では意見聴取をいっさい行わず、文化庁内部のみですべての審査を行ったという。

    文化庁、補助金不交付決定前の審査で意見聴取を行わず。内部のみで審査
  • 「文化庁アートプラットフォーム事業」メンバーからも撤回求める声。文化庁の補助金不交付決定で

    文化庁アートプラットフォーム事業」メンバーからも撤回求める声。文化庁の補助金不交付決定で文化庁があいちトリエンナーレ2019に対して補助金全額を不交付とした問題で、同庁が取り組む「アートプラットフォーム事業」のメンバーからも、撤回を求める声明文が出たことがわかった。 文化庁のあいちトリエンナーレ2019に対する補助金不交付決定が、内部でも歪みを生み出している。 文化庁は2018年度から、「日における現代美術の持続的発展を目指し、現代美術関係者の意見を幅広く集約し、日人および日で活動する作家の国際的な評価を高めていくための取り組みなどを推進する」として、「文化庁アートプラットフォーム事業」(以下、プラットフォーム事業)をスタート。この事業に関わる美術関係者のうち13名が「有志」として、補助金不交付決定の撤回を求める意見書を出したのだ。 有志として名を連ねるのは、植松由佳、大舘奈津子、

    「文化庁アートプラットフォーム事業」メンバーからも撤回求める声。文化庁の補助金不交付決定で
  • あいトリに交付予定だった「文化資源活用推進事業」とは何か。「日本博」とも関連

    あいトリに交付予定だった「文化資源活用推進事業」とは何か。「日博」とも関連文化庁が不交付を決定した「あいちトリエンナーレ2019」への補助金。この補助金の支出元である「文化資源活用推進事業」とは何か? 文化庁が不交付を決定した「あいちトリエンナーレ2019」に対する補助金。この補助金は、文化庁の「文化資源活用推進事業」より拠出される予定だった。 「文化資源活用推進事業」とは、「日博を契機とする文化資源コンテンツ創成事業」のことで、文化庁は今年3月1日から3月11日までの期間で補助対象事業を募集。文化庁は3月8日に愛知県から応募書類を受理し、7829万円の採択額を決定していた(採択件数は全部で26件、総採択額は11億3200万円)。 「日博を契機とする文化資源コンテンツ創成事業」採択一覧 出典=文化庁ウェブサイト(http://www.bunka.go.jp/shinsei_boshu

    あいトリに交付予定だった「文化資源活用推進事業」とは何か。「日本博」とも関連
  • 日本現代美術商協会、文化庁の補助金不交付決定について撤回求める意見を表明

    現代美術商協会、文化庁の補助金不交付決定について撤回求める意見を表明現代美術ギャラリーからなる日現代美術商協会は30日、文化庁のあいちトリエンナーレに対する補助金不交付決定について、撤回を求める意見表明を公開した。 日を代表する現代美術ギャラリーで構成された日現代美術商協会が30日、文化庁に対して補助金不交付決定の撤回を求める意見を表明した(全文は記事末尾に掲載)。 同協会は、小山登美夫ギャラリーやSCAI THE BATHHOUSEなど、日を代表する現代美術ギャラリーからなる協会で、今回の声明には有志として同協会代表理事・小山登美夫(小山登美夫ギャラリー)をはじめ、副代表理事・山裕子(ANOMALY)、顧問・白石正美(SCAI THE BATHHOUSE)など35名が署名。 文化庁の決定について、「いったん支援を決定した助成対象に対し、『審査段階で具体的な計画、脅迫が続いた

    日本現代美術商協会、文化庁の補助金不交付決定について撤回求める意見を表明
  • 東京藝大や京都の文化庁でも。あいトリ補助金全額不交付への抗議デモ続く

    東京藝大や京都の文化庁でも。あいトリ補助金全額不交付への抗議デモ続く「あいちトリエンナーレ2019」に対して交付予定だった補助金約7800万円についてが不交付決定になった件を受け、9月27日、東京藝術大学前や京都の文化庁舎前でデモが行われた。 文化庁は、「あいちトリエンナーレ2019」に対して交付予定だった補助金約7800万円を、全額不交付とすると発表。大村秀章愛知県知事は決定の取り消しを求めて国を訴える考えを表明しているが、これを後押しするように各地でデモが相次いでいる。 文化庁のあいトリ補助金交付撤回に反対する緊急ミーティング。2019年9月27日(金)18時〜。上野東京藝術大学美術学部正門。集合後、場所は移動する可能性あり。詳細は→ #芸大前0927 — 毛利 嘉孝 (@mouri) September 26, 2019 9月27日には、東京藝術大学美術学部の正門前に人々が集合し、代

    東京藝大や京都の文化庁でも。あいトリ補助金全額不交付への抗議デモ続く
    kaos2009
    kaos2009 2019/09/30
  • 撤回求める声急増。文化庁の補助金不交付問題で

    文化庁が「あいちトリエンナーレ2019」に対し、7800万円の補助金全額を不交付とする決定を下したことに対し、その撤回を求める声が急増している。 ネット上では、署名サイト「change.org」でトリエンナーレ参加作家たちによるプロジェクト「Refreedom_aichi」がキャンペーンを立ち上げたところ、1日足らずで27000人以上(26日9時時点)の賛同者を記録。 この署名以外でも、撤回を求める声は上がっており、日ペンクラブは「行政が不断に担うべき公共性の確保・育成の役割とは明らかに逆行するものである」とする声明を発表。 また、トリエンナーレ参加作家のクワクボリョウタは、個人的な抗議として、交付が認められない限り「年末に予定されていた文化庁主催の展覧会への出品」「今後一切の文化庁メディア芸術祭への関与」を拒否すると、自身のサイトで発表した。 文化庁は、メディア芸術祭やDOMANI・明

    撤回求める声急増。文化庁の補助金不交付問題で
  • 文化庁、あいトリへの補助金全額不交付を決定。文化庁前ではデモも

    文化庁、あいトリへの補助金全額不交付を決定。文化庁前ではデモも文化庁が「あいちトリエンナーレ2019」に対して交付予定だった補助金約7800万円について、不交付決定となったことが荻生田文部科学大臣によって明らかにされた。 日文化行政に対する信頼が著しく損なわれようとしている。文化庁は、「あいちトリエンナーレ2019」に対して交付予定だった補助金約7800万円を、全額不交付とする決定を下した。 萩生田光一文部科学大臣は取材に対して、「審査の結果、交付しないことを決定した。審査の大きな視点である実現可能な内容かどうか、継続性があるかどうかの2点に疑念を持ち慎重な審査をしてきた」としたうえで、「文化庁に申請のあった内容通りの展示会が実現できていない。継続できていない部分もある。補助金適正化法等を根拠に交付を見送った」と発言。また共同通信によると、河村たかし名古屋市長も「至極まっとうな判断だ」

    文化庁、あいトリへの補助金全額不交付を決定。文化庁前ではデモも
  • 「表現の不自由展・その後」、展示再開の方向性定まる。検証委員会が中間報告

    「表現の不自由展・その後」、展示再開の方向性定まる。検証委員会が中間報告あいちトリエンナーレのあり方検証委員会は9月25日、第3回会合を開き、中間報告として「表現の不自由展・その後」を再開すべきだとする方向性を示した。 あいちトリエンナーレのあり方検証委員会は9月25日に第3回会合を行い、そのなかで委員会としての中間報告案を発表。「表現の不自由展・その後」について、「条件が整い次第、速やかに再開すべきである」との方向性が示された。 実際の展示再開に向けては、「脅迫や電凸(電話による攻撃)等のリスク回避策を十分に講じること」「展示方法や解説プログラムの改善・追加」「写真撮影とSNSによる拡散を防ぐルールを徹底する」などの条件を提示。 具体的な展示方法の改善については、例えば大浦信行の映像作品《遠近を抱えてPartⅡ》については「今の場所では作家の真意が理解されにくい」としたうえで、別途会場で

    「表現の不自由展・その後」、展示再開の方向性定まる。検証委員会が中間報告
  • 「あいちトリエンナーレのあり方検証委員会」第2回が開催。「表現の不自由展」をめぐる組織・体制の問題点とは

    「あいちトリエンナーレのあり方検証委員会」第2回が開催。「表現の不自由展」をめぐる組織・体制の問題点とは「あいちトリエンナーレ2019」における「表現の不自由展・その後」展示中止問題を受けて設置された「あいちトリエンナーレのあり方検証委員会」。その第2回会合が愛知県庁で開催、会議の様子はYouTube上でもライブ配信された。 「あいちトリエンナーレ2019」における「表現の不自由展・その後」の展示中止を受けて設置された「あいちトリエンナーレのあり方検証委員会」。8月16日の第1回を経て、9月17日に愛知県庁で第2回会合が開催された。 出席者は、委員会のメンバーである国立国際美術館館長・山梨俊夫(座長)、慶應義塾大学総合政策学部教授・上山信一(副座長)、アグロスパシア株式会社取締役兼編集長・岩渕潤子、国立美術館理事・太下義之、信州大学人文学部教授・金井直、京都大学大学院法学研究科教授・曽我部

    「あいちトリエンナーレのあり方検証委員会」第2回が開催。「表現の不自由展」をめぐる組織・体制の問題点とは
  • 『日本沈没』『復活の日』を手がけたSF作家・小松左京とは何者か。展覧会「小松左京展―D計画―」が世田谷文学館で開催

    『日沈没』『復活の日』を手がけたSF作家・小松左京とは何者か。展覧会「小松左京展―D計画―」が世田谷文学館で開催『日沈没』『復活の日』など、壮大なスケールのSF小説の数々で人気を誇る作家・小松左京。SFの世界に希望を抱き、災害や世界の変化を描き続けたその活動の軌跡を、多彩な資料でたどる展覧会「小松左京展―D計画―」が世田谷文学館で開催される。会期は10月12日~12月22日。 「宇宙にとって知性とは何なのか。そしてその知性が虜になる「文学」とは何なのか。やはりこう言っておこう。SFとは文学の中の文学である。そして、SFとは希望である――と」。自著『SF魂』のなかでこう語るのは、小説家・小松左京(1931~2011)だ。 小松は京都大学でイタリア文学を学び、在学中から文学活動を開始。後に芥川賞を受賞する高橋和巳と出会い、親交を深める。卒業後は経済誌の記者や放送作家などを経て、1959年に

    『日本沈没』『復活の日』を手がけたSF作家・小松左京とは何者か。展覧会「小松左京展―D計画―」が世田谷文学館で開催
  • あいちトリエンナーレ参加作家による新プロジェクト「ReFreedom_Aichi」がスタート。「あいち宣言」草案作成やコールセンターも

    あいちトリエンナーレ参加作家による新プロジェクト「ReFreedom_Aichi」がスタート。「あいち宣言」草案作成やコールセンターもあいちトリエンナーレ2019の一企画である「表現の不自由展・その後」の展示中止と、それに関連する一部作家の展示中止に関し、同トリエンナーレ参加作家たちが協働する新たなアクション「ReFreedom_Aichi」が発表された。 一企画である「表現の不自由展・その後」展示中止に関連し、相次いで作品の展示中止が起こった「あいちトリエンナーレ2019」。この状況に対し、閉鎖されているすべての展示作品の再開を目指すプロジェクト「ReFreedom_Aichi」が発表された。 プロジェクトの主体は、あいちトリエンナーレ2019に参加している国内外のアーティストたち35組。「表現の不自由展・その後」の展示中止にともない、これまであいちトリエンナーレ2019で起こってきた

    あいちトリエンナーレ参加作家による新プロジェクト「ReFreedom_Aichi」がスタート。「あいち宣言」草案作成やコールセンターも
  • アーティスツ・ギルドが「不自由展」中止に対して声明を発表。「何もなしえなければ不自由な場を未来に残すことになる」

    アーティスツ・ギルドが「不自由展」中止に対して声明を発表。「何もなしえなければ不自由な場を未来に残すことになる」芸術支援の新しい可能性を模索するアーティストのコレクティブ「アーティスツ・ギルド」が9月5日、あいちトリエンナーレ2019の一企画である「表現の不自由展・その後」の展示中止に対し、声明文を発表した。 愛知芸術文化センター 2016年に「規制」をテーマにした展覧会「キセイノセイキ」を東京都現代美術館との協働企画で実施した、芸術支援の新しい可能性を模索するアーティストのコレクティブ「アーティスツ・ギルド」が9月5日、あいちトリエンナーレ2019の一企画である「表現の不自由展・その後」の展示中止に対し、声明文を発表した(全文は記事末尾に掲載)。 「『表現の不自由展・その後』の閉鎖に対する声明。そして、その前とこれから」と題されたこの声明文では、「表現の不自由展・その後」が中止に追い込

    アーティスツ・ギルドが「不自由展」中止に対して声明を発表。「何もなしえなければ不自由な場を未来に残すことになる」
  • CIMAM(国際美術館会議)が「表現の不自由展・その後」について声明文を発表。「表現の自由が完全に損なわれている」

    CIMAM(国際美術館会議)が「表現の不自由展・その後」について声明文を発表。「表現の自由が完全に損なわれている」ICOM(国際博物館会議)の提携組織であるCIMAM(国際美術館会議)が、「あいちトリエンナーレ2019」の一企画である「表現の不自由展・その後」の展示中止に対し、声明文を発表した。 ICOM(International Council of Museums 国際博物館会議)の提携組織であるCIMAM(International Committee for Museums and Collections of Modern Art 国際美術館会議)が、「あいちトリエンナーレ2019」内の「表現の不自由展・その後」展示中止に対し、声明文を発表した(全文は記事末尾に掲載)。名義はCIMAMの美術館監視委員会(The Museum Watch Committee)。 CIMAMは19

    CIMAM(国際美術館会議)が「表現の不自由展・その後」について声明文を発表。「表現の自由が完全に損なわれている」
  • 津田大介が作家たちのオープンレターに回答。「表現の自由は私たちにとっても重要」

    津田大介が作家たちのオープンレターに回答。「表現の自由は私たちにとっても重要」「あいちトリエンナーレ2019」のいち展示である「表現の不自由展・その後」において検閲が行われたとして、抗議のオープンレターを出した海外からの参加作家たち。このオープンレターに対し、芸術監督・津田大介が回答を送付したことが明らかにされた。 「あいちトリエンナーレ2019」に参加する海外作家たちのうち、モニカ・メイヤーやタニア・ブルゲラら12組(うちキュレーター1人)が、「表現の不自由展・その後」が検閲によって展示中止されたとして提示した「表現の自由を守るために」と題されたオープンレター(全文はこちらに掲載)に対し、芸術監督・津田大介が回答を23日から24日にかけ送付したことがわかった(回答全文は記事末尾に掲載)。 津田は回答の冒頭で、「同じ展覧会に参加しているアーティストによる作品が展示されなくなったことに対し、

    津田大介が作家たちのオープンレターに回答。「表現の自由は私たちにとっても重要」
  • 「あいちトリエンナーレ」の現状に抗議。田中功起が展示のフレームを再設定へ

    「あいちトリエンナーレ」の現状に抗議。田中功起が展示のフレームを再設定へ「あいちトリエンナーレ2019」の参加作家である田中功起が、自身の作品展示のフレームを再設定することを明らかにした。展示の変更は9月3日に行われる。 「あいちトリエンナーレ2019」の「表現の不自由点・その後」展示中止に対し、ステートメントを発表した参加作家のうちのひとりである田中功起が、自身の展示《抽象・家族》(2019)を「再設定」すると発表した。 これまで、モニカ・メイヤーやタニア・ブルゲラといった海外作家らは8月12日付で「検閲」に抗議するオープンレターを公開。8月20日に「検閲されたアーティストたちとの連帯を示す」ために展示室の閉鎖や展示内容の変更を行った。田中はこのオープンレターに、キャンディス・ブレイズとともにサインしたかたちだ。日人作家として展示内容に変更を加えるのは田中が初めてとなる。 今回、田中は

    「あいちトリエンナーレ」の現状に抗議。田中功起が展示のフレームを再設定へ
  • 隈研吾が設計。トルコに個人美術館「オドゥンパザル近代美術館」が開館へ

    隈研吾が設計。トルコに個人美術館「オドゥンパザル近代美術館」が開館へトルコの北西部に位置するエスキシェヒルに、隈研吾建築都市設計事務所が手がける新たな美術館「オドゥンパザル近代美術館」が9月8日に開館する。 トルコの首都アンカラと、イスタンブールの間に位置するエスキシェヒル。この街に、個人コレクターによる新たな美術館「オドゥンパザル近代美術館」が開館する。 同館は、アートコレクターで実業家であるエロル・タバンジャによるプライベート・ミュージアムで、1950年代から現在に至るまでの近現代美術を展示。コレクションは、トルコ人作家をはじめ、ジャウメ・プレンサ、マーク・クイン、ジュリアン・オピー、サラ・モリスなど1000点で構成されている。 オドゥンパザル近代美術館内観イメージ これらの作品を展示する美術館の設計は、隈研吾。エスキシェヒルの伝統的な木材梁を使用した家屋にインスピレーションを得たとい

    隈研吾が設計。トルコに個人美術館「オドゥンパザル近代美術館」が開館へ