5月31日、検察が森友事件に関する一連の告発について、「まとめて不起訴」を出しました。 この「まとめて不起訴」という対応そのもので、はじめからまともに捜査をする気もなければ、本気で起訴する気もなかったということが明らかであったと思います。 だって、たとえ被疑者が同一であったとしても、 (1) 大量の公文書を捨てたと佐川局長が国会で抜かした件 (2) 多数の公文書を改ざんしていたのが朝日のスクープでバレた件 (3) みんなが疑っている、8億円の国有地を1億円で売っちゃって、背任じゃないかと疑われている件 というのは、それぞれ別の問題なわけです。 極端に言うと、死体があったとして、「殺人」と「死体遺棄」と「死体損壊」はそれぞれ別の罪なわけでして、殺人はやってないけど死体遺棄はやったとか、死体損壊はやったとか、証拠隠滅だけやったのかもしれないとか、殺人じゃなくて、過失致死だったかもとか、まともに