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ブックマーク / ukmedia.exblog.jp (7)

  • 英BBC、慌てて対応 ―「男性はブルーで女性はピンク」に苦情殺到 性差別を記録するサイトも | 小林恭子の英国メディア・ウオッチ

    リオ五輪でプロポーズが大流行 「ロマンチック」か「女性蔑視」か 中国人男子選手が女子選手のメダル受賞の場を使って公式にプロポーズしたことで、この女性選手をプロフェッショナルな業績を成し遂げた人物という存在から、「俺の女」という枠組みの中に入れて矮小化させてしまった、と指摘した人たちが英国にいた。 しかし、英国内でもそして日でも、「そこまで考えることはないのでは?」という声が強かったようだ。特に、同性同士の公開プロポーズも同時に行われたことで、「男性対女性」、「女性差別」という視点から見る傾向は薄れてきたと思う。 ただ、英国には日からすると驚くほど性差別(および人種差別や信仰差別)に対して敏感な人がおり、これが大きく報道されることは珍しくない。 BBCが慌てた「ベイク・オフ」の例例えば、最近、大汗をかいたのが英BBCだ。 BBCにはケーキやパンなど焼くベーキングのスキルを競う、超人気娯楽

    英BBC、慌てて対応 ―「男性はブルーで女性はピンク」に苦情殺到 性差別を記録するサイトも | 小林恭子の英国メディア・ウオッチ
  • パナマ文書はどうやって世に出たのか | 小林恭子の英国メディア・ウオッチ

    (ニーマン・ラボのサイトから) パナマの法律事務所「モサク・フォンセカ」から流出した、金融取引に関する大量の内部文書。これを元に「パナマ文書リーク」の報道記事が続々と出ている。 いったいどうやって情報がメディアの手に渡り、各社の報道につながったのか。 ウェブサイト、ニーマン・ラボ(4月4日付)とワイヤード(4月4日付)の記事から、要点をまとめてみたい。 法律事務所の内部文書は1977年から2015年12月までの期間のもので、1150万点に上る。文書のサイズは2・6テラバイトに及ぶという。ウィキリークスの手によって世に出た米外交文書リーク(「ケーブルゲイト」、2010年)が1.73ギガバイトであったので、これの数千倍になるという。 1150万の文書ファイルには480万の電子メール、100万の画像、210万のPDFが入っていた。 経緯は 2014年末、ある人物が南ドイツ新聞の記者に暗号化された

    パナマ文書はどうやって世に出たのか | 小林恭子の英国メディア・ウオッチ
    kaos2009
    kaos2009 2016/04/06
    [ リーク者を守るため、南ドイツ新聞のオベルマイヤーはリーク者との連絡用に使った電話やラップトップのハードドライブを破壊した” 重大な秘密握ったら文春ではなく南ドイツ新聞へタレこみたい
  • 欧米のジャーナリストたちが「ソマリア人の海賊」にだまされた? | 小林恭子の英国メディア・ウオッチ

    (海賊のふりをするというアーダン。チャンネル4のサイトより) 英民放チャンネル4の午後7時のニュースを見て、笑ってしまった動画があった。 2日に放送された分で、「ソマリアの海賊」のふりをして欧米の著名メディアに取材を受けてお金を稼いでいる人たちの様子を紹介した(動画は日からは視聴できないことがあります。ご了承ください)。 自分も時々海外に出て、現地の人を取材する。あれ、あの時は大丈夫だったのかなと少しどきりとした。 当初は「だますなんて、いい加減な人たちだな」と思ったが、よく聞くと、だまされたほうも十分に取材対象をチェックしていなかったという意味では反省してしかるべきだった。 動画は、民放チャンネル4のジャーナリストでソマリア人のジャマール・オスマンがケニアのスラム街イーストリーに取材に出かける場面を映し出す。ここは、ソマリア人のたまり場となっているので、ソマリア人の海賊に取材したい人が

    欧米のジャーナリストたちが「ソマリア人の海賊」にだまされた? | 小林恭子の英国メディア・ウオッチ
  • 「取材対象が自殺したら、どうするか?」 オーストラリアの記者の声 | 小林恭子の英国メディア・ウオッチ

    (2人のDJの写真、シドニー・モーニング・ヘラルド紙のウェブサイトから) キャサリン妃がつわりで入院していたロンドンの病院の女性看護師が、7日、亡くなった。これが今、大きなニュースになっている。 というのも、この女性(ジャシンサ・サルダナさん、46歳)は、4日、オーストラリアのラジオ局「2Day FM」のDJらによるいたずら電話を最初に受けた人物。キャサリン妃のいる病棟に取り次いだことで、同妃の容態にかかわる情報が外に漏れてしまったのだ。 7日朝、通報を受けて警官がロンドンのウェイマス・ストリートの住所に行ったところ、サルダナさんが意識不明状態となっており、その場で息を引き取った。詳しい死因などは公表されていないが、ロンドン警視庁は「不審な点は認められなかった」としており、一部では、いたずら電話を取り次いだことを苦にした自殺説も出ている。 8日朝時点で、サルダナさんがなぜ亡くなったのかは、

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    kaos2009
    kaos2009 2012/12/09
    ホレランCEOは「局はいかなる法も破っていないと自信を持っている」と答えた。「ラジオの1手法として、いたずら電話は何十年も前から行われているー世界中で使われている」
  • 英大衆紙「サン」から逮捕者続出で、継続に暗雲? | 小林恭子の英国メディア・ウオッチ

    組織ぐるみの電話盗聴事件が発覚した、英国の日曜大衆紙「ニューズ・オブ・ザ・ワールド」が、昨年7月、廃刊になったことを覚えていらっしゃるだろうか? 今月11日、同じくニューズ・インターナショナル社が発行する、今度は日刊の大衆紙「サン」の編集幹部ら5人が、警察や公的機関への情報提供をめぐる贈収賄容疑で逮捕される動きがあった。 http://www.bbc.co.uk/news/uk-16999659 逮捕されたのは、5人に加えて、英南部サリー州の警官、英軍関係者、国防省関係者それぞれ1人で、合計8人である。 「サン」は、日刊紙市場最大の約270万部の発行部数を誇る。 「サン」で逮捕された人物とは、BBCの推定によると、写真エディターのジョン・エドワーズ、チーフ・リポーターのジョン・ケイ、外国特派員ニック・パーカー、記者ジョン・スタージス、アソーシエト・エディターのジェフ・ウェブスターだ。逮捕と

    英大衆紙「サン」から逮捕者続出で、継続に暗雲? | 小林恭子の英国メディア・ウオッチ
  • やっとおさまった、イングランドの暴動 ―真実は何か? | 小林恭子の英国メディア・ウオッチ

    ロンドン、そしてイングランド地方各地で勃発した、放火・略奪行為(とりあえず暴動という言葉が使われているので、「暴動」)が、ようやく終息を迎えたようだ。 私はここ10日ほど、国外に旅行に出かけており、その間、ほとんど英国のニュースに触れることができなかったが、旅行先でも「暴動(ライオット)」はどうなったかといろいろな人から聞かれた。 帰国してみると、英国でもそして日でも「一体、何故?」という大きな疑問がいまだ渦巻いていることが分かった。確かに、イングランド各地で相次いで発生し、新聞やテレビが大々的に報道し、逮捕者も3000人近くに上ったのだから、理由を知りたいのは当然だ。 いろいろな方が「何故か」そして「日でも同様の行為が発生するのかどうか」に関して、論考を書かれている。私も一通り、複数の論考に目を通してみた。それぞれ、一理ある論考ばかりであったが、私自身の感触に最も近かったのが、 ブロ

    やっとおさまった、イングランドの暴動 ―真実は何か? | 小林恭子の英国メディア・ウオッチ
    kaos2009
    kaos2009 2011/08/21
    万引き、窃盗、官不信、日本でも十分起こる下地があると思う
  • もう一つのアルジャジーラ -英語放送の爆発的伝播力(上) (朝日「Journalism」7月号より | 小林恭子の英国メディア・ウオッチ

    今年前半、「アラブの春」の到来に世界中がわいた。しかし、夏が来てみると、なかなか物事は思うようにすぐには進まないことが段々わかってきた。特にシリアで流血事件が続いているのが気になる。 中東情勢に関して、少し基礎を含めて知りたい方に、「英国ニュースダイジェスト」のニュース解説面が役に立つーー中東情勢専門家、吉田さんの腕が光る。以下はそのいくつかである。 シリア革命の行方 http://www.news-digest.co.uk/news/content/view/8202/265/ アラブの春とイエメン http://www.news-digest.co.uk/news/content/view/8103/265/ アラブの春でまだ興奮が冷めやらぬ頃に、アルジャジーラ英語放送に関して、朝日の月刊誌「Journalism」7月号に原稿を書いた。「メディアが動かした中東革命」という特集の中の1つ

    もう一つのアルジャジーラ -英語放送の爆発的伝播力(上) (朝日「Journalism」7月号より | 小林恭子の英国メディア・ウオッチ
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