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ブックマーク / yusukenakamura.hatenablog.com (3)

  • オバマ大統領「米国はがんを治癒させる国だ!」;悔しくないのか、日本の首相は! - 中村祐輔の「これでいいのか日本の医療」

    シカゴは最低気温が華氏0度(摂氏マイナス18度)に近い天候が続いている。さすがに歩いて通勤という無謀なことはしない。昨日は研究所から病院の講義室に外を歩いていったが、わずか100メートルの距離でも体の芯まで冷え込む。心筋梗塞で野垂れ死にすればいい方で、ICUなどに運ばれれば個人破産する危険性もある。こんなに寒いのに、昨夜は午後10時前までマンションの暖房がダウンして大変だった。マンション全体がひとつの暖房システムなのでお手上げだ。 ただし、冷えた体は暖かい場所に行けば温まるし、熱いシャワーを浴びればすぐに回復する。しかし、希望のないがん患者や家族の冷え切った心は、簡単には癒せない。今朝、米国内の方からメールが届いた。30歳代のご子息が末期のすい臓がんと診断され、余命数週間から数ヶ月と宣告され、がんに対する治療はせず、痛みのコントロールだけと言われたそうだ。どこかでOTS964のことを知り、

    オバマ大統領「米国はがんを治癒させる国だ!」;悔しくないのか、日本の首相は! - 中村祐輔の「これでいいのか日本の医療」
    kaos2009
    kaos2009 2016/11/16
  • 掟破りの論文斡旋業者 - 中村祐輔の「これでいいのか日本の医療」

    私は日癌学会の公式雑誌である「Cancer Science」誌の編集委員長を務めている。ここ数年新興国の発展に伴ってそれらの国からの投稿が増えている。また、雑誌のオンライン化が急速に進展することによって、出版業界からは雨後の筍のように新しい雑誌が生まれてきている。 日欧米に限らず、新興国においても論文を発表することが、研究者たちが職を得たり、もっと高いポジションに就くために不可欠である。できるだけたくさん論文を発表すること、それも、できるだけ評価の高い雑誌に発表すること、そして、できるだけ他の研究者よりも早く発表することが求められる。 世界的に研究者人口が増加すると、発表する論文数が増えてくるため、それに、対応するために雑誌の数が急速に増えているのだと思う。まさに、需要と供給の関係だ。また、早く発表するために、そして、できる限り多くの研究者の目に触れるように、誰でも自由に(無料で)アクセ

    掟破りの論文斡旋業者 - 中村祐輔の「これでいいのか日本の医療」
  • (続)STAP細胞の悲劇;愚かなメディアと研究者集団 - 中村祐輔の「これでいいのか日本の医療」

    ネットニュースに流れる「ノーベル賞候補だ」「山中先生に劣らない」という文言を目にして憤りが増してきた。一人の研究者が自分の命を犠牲にしなければ、再評価されないのだろうか。一つの汚点が、その個人の長年にわたる業績が帳消しにしてしまうのか? 「笹井先生が追い詰められていたようだ」とよく他人事のように記事にできるものだ。誰が追い詰めていたのか?これでもか、これでもかと、痛めつけていたのは誰なのだ!!長時間、さらし者のようにされれば、追い詰められて当たり前だ。今さら、美辞麗句を並べて、亡くなった人間が生き返るのか! それにしても、この問題が「なんとかスペシャル」で特集を組むような問題なのだろうか。笹井先生ほどの研究者なら、再現性のない論文を報告すれば、後にそれによって失うものが如何に大きいかくらい十分に認識できるはずだ。自分が積み上げてきたものを、すべて失うリスクを冒してまで、詐欺のような行為をす

    (続)STAP細胞の悲劇;愚かなメディアと研究者集団 - 中村祐輔の「これでいいのか日本の医療」
    kaos2009
    kaos2009 2014/08/06
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