シカゴは最低気温が華氏0度(摂氏マイナス18度)に近い天候が続いている。さすがに歩いて通勤という無謀なことはしない。昨日は研究所から病院の講義室に外を歩いていったが、わずか100メートルの距離でも体の芯まで冷え込む。心筋梗塞で野垂れ死にすればいい方で、ICUなどに運ばれれば個人破産する危険性もある。こんなに寒いのに、昨夜は午後10時前までマンションの暖房がダウンして大変だった。マンション全体がひとつの暖房システムなのでお手上げだ。 ただし、冷えた体は暖かい場所に行けば温まるし、熱いシャワーを浴びればすぐに回復する。しかし、希望のないがん患者や家族の冷え切った心は、簡単には癒せない。今朝、米国内の方からメールが届いた。30歳代のご子息が末期のすい臓がんと診断され、余命数週間から数ヶ月と宣告され、がんに対する治療はせず、痛みのコントロールだけと言われたそうだ。どこかでOTS964のことを知り、
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