27日告示された富山県小矢部市の市議会議員選挙で、幸福実現党公認の中野留美子候補が当選しました。同党の公認候補が選挙で当選したのは、宇宙初。同党は、2009年の結党以来、公認候補が国政・地方選挙で全戦全敗。連敗記録をカウントできないほどでしたが、ついに、選挙戦を制して議席を手に入れました。ただし、今回の小矢部市議選は候補者数と定数が同数だったことから、無投票での当選でした。 ■結党直後、いきなり仏陀が落選 2009年に結成された幸福の科学の政党・幸福実現党の緒戦は、同年7月に行われた都議選。政党結成時に教祖であり仏陀の生まれ変わりを自称する大川隆法総裁が『文藝春秋』でのインタビューで「うちは創価学会より集票力がある」などと語っていたものの、都議選では10選挙区に候補者を立て、創価学会・公明党の得票数に及ばないどころか全員が落選。つづく仙台市長選挙でも落選。 同年8月の衆院選では、選挙区・比
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