2021年11月24日のブックマーク (5件)

  • ペーパーナイフ - アルツハイマーとともに〜おママの貼り絵日記〜

    (2021年10月4日 アルツハイマー型認知症の診断から約14年8ヶ月) *ペーパーナイフ見つけた❗️ 紙を半分に切る時、皆さんはどうやりますか? 私はその紙が半分に折れるなら、折ってから切ります。 そして、一度開きます。 その折線に定規を当ててカッターで切ると真っ直ぐに切れます。カッターがなければ、ハサミで慎重に折り目を切るでしょう。 私は何を当たり前な事を言っているんでしょうか? 常々思うのですが、おママは違います。 紙を折って折り目を付けたら、その紙を開かずにハサミの刃を折り目の間に挟んで切ろうとします。こうするとハサミの刃の厚みで正確な直線は切れません。 おママったら…。 これは、おママが若い頃からペーパーナイフや鋭利な刃で紙を切ってきたからなのです。 (おママにまだペーパーナイフ使えるかな? 製を学んでいたときに「よく切れるの!」と言っていたのがあったけど、今はどこにあるんだろ

    ペーパーナイフ - アルツハイマーとともに〜おママの貼り絵日記〜
    kapibara5168
    kapibara5168 2021/11/24
    体で覚えていたことは記憶の中にしっかり刻み込まれているのですね。今回のペーパーナイフも、おママさんには大きな刺激と閃きを与えてくれたようにお見受けします。やはり好きなことを持っているのは強い!
  • 割り箸パチン - アルツハイマーとともに〜おママの貼り絵日記〜

    (2021年8月20日 アルツハイマー型認知症の診断から約14年6ヶ月) *寒い日はうどん 2021年10月22日金曜日 肌寒い日でした。私は実家へ向かう電車の中で両親を思い浮かべました。 骨と皮のようなジジは、さぞかし寒かろう。 寒くなると途端に欲しくなるのは温かいうどんです。 最寄りの駅で降り、実家に電話をかけて提案してみました。 「お昼は久しぶりに温かいおうどんにしましょうか?」 案の定、ジジは二つ返事でした。 しかし、ここで問題なのがおママです。 今年の夏は料理べ方が分からない事も多かったので、当に温かいうどんをズズズッと啜ってべられるか分かりません。べ慣れたおにぎり(スーパーの)でさえ、 「困ったわ…、どうしたらいいの?」 と、途方に暮れる日もありましたから。ジジの話によるとデイサービスの昼でも、かけうどんのようなお汁に浸ってる麺類は全く出ないそうです。 でも、ダメも

    割り箸パチン - アルツハイマーとともに〜おママの貼り絵日記〜
    kapibara5168
    kapibara5168 2021/11/24
    おママさんは人生で初めて割り箸を割る感動(?)を、もう一度味わえたのですね。私は初めて割った時どう感じたんだっけ?温かい汁物が美味しい季節になりましたね。娘が作る温かい食事、幸せなご両親ですね♪
  • 三十日目その2『稲生平太郎妖怪記』(『稲生物怪録』) - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~

    (平太郎の氏神) 新日古典籍総合データベース ※この記事では、国文学研究資料館所蔵品の画像データを適時加工して利用しています。 (CC BY-SA 4.0) ※画像は拡大できます。 【原文】 扨、其れより前に出し上下着たる男、ふと立ち出て申す様《やう》は、 「某《それがし》の名ハ山《サンモト》五郎左衛門《ごろうざえもん》と申して、天下の魔王にて候《さふら》ふ也。 三界《さんがい》の國〻を廻りて、勇氣強き人の歳十六になるを誑《たぶら》かす事、打ち續きて、百の数を積もり候へバ、魔王の頭《かしら》と成《な》り申す也。 然るに、當時、我と同じく、其の業《わざ》を為《な》しける真野悪五郎《しんのあくごろう》と申す者有り。 是と共に彼の頭と成るの争ひを為し候ふ也。 然《さ》れバ、此の五郎左衛門ハ此の度《たび》、追《つい》に八十五人を續け申せども、八十六人に當たる其許《そのもと》を誑かす事能《あた》

    三十日目その2『稲生平太郎妖怪記』(『稲生物怪録』) - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~
    kapibara5168
    kapibara5168 2021/11/24
    守護霊的な立派なオジサン…最後の最後にフラッと無言で現れて何がしたかったの〜!笑 魔王になっても更に頑張らなくちゃならないなんて、妖怪界も世知辛いですねぇ。
  • 三十日目その1『稲生平太郎妖怪記』(『稲生物怪録』) - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~

    (化け物のボスらしき男がやってくる) (囲炉裏の灰が吹き上がる) (灰が丸い頭のようになって、両角にコブが出来る) (壁にトンボのように突き出た目と口が現れる) ※この挿絵はどちらを描いているか不明確。 (平太郎の嫌いなミミズが這い出て来る) 新日古典籍総合データベース ※この記事では、国文学研究資料館所蔵品の画像データを適時加工して利用しています。 (CC BY-SA 4.0) ※画像は拡大できます。 【原文】 晦日《つごもり》ハ色/\怪敷《あやしき》事有りけるが、先ず、此の夜の始めには五つ時頃、人品骨柄《じんぴんこつがら》宜敷《よろしき》四十ばかり男、浅黄《あさぎ》の上下《かみしも》に二刀《にとう》違《たが》へに差し、「許し給はれ」と案内して、裏の方ゟ入り来たりぬ。 平太郎ハ見しより、 「是なん、兼ねて思ひ設けたる化け物ゝ長《おさ》なるべし。一刀に打ち止めん」 と立ちまち刀を抜き、横

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  • 二十八日目『稲生平太郎妖怪記』(『稲生物怪録』) - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~

    (部屋の中が虚無僧だらけになる) 新日古典籍総合データベース ※この記事では、国文学研究資料館所蔵品の画像データを適時加工して利用しています。 (CC BY-SA 4.0) ※画像は拡大できます。 【原文】 廿八日の夜にハ、遥かに尺八の音聞こえ、程無く虚無僧《こもそう》と見えて、地を踏みもせで、家内に入り来たりぬ。 其の後は、同じ様《さま》の虚無僧打ち續きて、数多《あまた》入り来たりし程に、居間の中一圓に虚無僧となりつゝ、平太郎臥したに傍《かたへ》に皆、寝《いね》てありける。 夜明ケて後は、其の跡も見えず。 【現代語訳】 七月二十八日の夜には、はるか遠くに尺八の音が聞こえ、間もなく虚無僧《こむそう》が地面を踏みもせずに、すーっと家の中に入ってきました。 それから、同じような虚無僧が続いて、たくさん家の中に入ってきました。 居間中が虚無僧だらけになって、平太郎が寝ている側で、虚無僧はみんな

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