インターネットの掲示板「2ちゃんねる」で違法薬物を密売する書き込みをしたとして男が逮捕された事件に関連して、警視庁は、関係先として「2ちゃんねる」を開設した元管理人の自宅や関係する会社事務所などおよそ10か所を捜索していたことが分かりました。 インターネットの掲示板「2ちゃんねる」で、去年5月、覚醒剤を密売する書き込みをしたなどとして、54歳の無職の男が、薬物の購入をあおる行為を禁じた麻薬特例法違反などの疑いで逮捕・起訴されました。 警視庁は、この事件に関連して書き込みを削除するよう要請しましたが、放置されたということです。 このため、警視庁は、掲示板の管理の実態を解明するため、関係先として「2ちゃんねる」の開設者で元管理人の男性の東京都内の自宅のほか、札幌市や東京・渋谷の関係する会社の事務所などおよそ10か所を捜索していたことが分かりました。 捜索は外部からの通報や要請を基に、記事を削除