宮城県は、東日本大震災で発生した可燃がれきの処理を行う石巻市の焼却施設を18日、停止させました。 これで宮城県内の可燃がれきの焼却処理がすべて終わりました。 宮城県は、東日本大震災のあと、県内12の市と町から出た木くずやプラスチックなどおよそ132万トンの可燃がれきについて、仮設の焼却施設を9か所設置し、処理を進めてきました。 このうち石巻市の焼却施設では、県内で最も多い可燃がれき56万トンの焼却を17日終え、これを受けて、18日、焼却炉の火を消す「火納め式」が行われました。式では、宮城県の若生正博副知事や石巻市の亀山紘市長らが消火のボタンを押すと、モニターに映し出されていた焼却炉の火が消えました。 宮城県によりますと、これで県内のがれきの焼却処理は各自治体で処理していた分も含め、すべて終了したということです。 若生副知事は、「復旧の最大の課題であったがれきの処理にめどが立ち、復興期に向か