同作はMMORPGをテーマにしており、VR(仮想現実)やAR(拡張現実)、AI(人工知能)といった技術がストーリーに絡んでくる。基調講演では、小説の中で登場する技術と、現代の最新技術に関するトークがくり広げられた。では、お題に沿って、どのような内容が語られたのかをリポートしていこう。 『SAO』小説内のゲームの表現について 前述の通り、『SAO』の物語の舞台は、MMORPG。プレイヤーたちは頭に専用の機械を装着し、その世界に入り込んだかのような体験をする。つまり、VRでMMORPGを遊んでいる。 とはいえ、自分の肉体がアバターであること……というのは、想像してもしきれないところがある、と川原氏。ポリゴンでできていると言われても、触るとつるつるしているのか硬いのかもわからない。髪の毛だって、1本1本を作っているわけでもない。“将来的にはVRの世界で、髪の毛はどんな表現になるのか?”という川原
![『ソードアート・オンライン』作者の川原礫氏やBNE原田氏が、小説内と現実の最新技術について語る! 未来のVRやAIはどうなる?【CEDEC 2017】 - ファミ通.com](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/de8efd992658aaaf2febdce82a061d1ceeebd87a/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.famitsu.com%2Fimages%2F000%2F140%2F772%2Fl_59a684384f92c.jpg)