講談社は7月9日、日本最大級の出版海賊サイト「はるか夢の址」を運営していた3人に対し、損害賠償を求める民事訴訟を起こしたと発表しました。訴訟は同日付けで大阪地方裁判所に受理されています。 講談社の発表全文 今回の訴訟で講談社は、同社が出版する「ヤングマガジン」「イブニング」等計8誌に関連する損害額をおよそ1億6000万円と試算し、損害賠償を請求。主張が認められた場合、受け取る損害賠償金は読書に関わるアクセシビリティー関連の団体への寄付を検討しているとのことです。 「はるか夢の址」を運営していた3人は、同サイトを通じ複数のアップロード行為者と共謀して出版物を無断で公開。1月には男性Aは首謀者、男性Bはサーバの契約など運営に重要な役割、男性Cは運営にも関与していたと認定され、それぞれに懲役3年6カ月、懲役3年、懲役2年4カ月が言い渡されていました。 実刑判決時の記事 1月の実刑判決時のACCS
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