日本郵便は3月3・4日、東京都千代田区大手町の本社で、物流分野での配送ロボットの活用に向けた試行を実施する。 試行では、配送ロボットがエレベーターと連動してフロア間を移動し、社内便を配送。ラストワンマイル配送での配送ロボットの可能性を検証し、省人化配送の実現を目指す。 <試行のようす> 配送ロボットには、Drone Future Aviationの「YAPE」を採用。ロボットとエレベーターとの連携対応や試行の取りまとめは、日立ビルシステムと日立製作所が担当する。 マンションやビル等の屋内環境では、個人宅やオフィスへの配送にあたり、エレベーターなどによる立体的な移動が必要。今後は、今回試行するエレベーター連携を含め、屋内環境での実用化を目指し、引き続き取り組んでいく予定。