TSUTAYAとスターバックスが一緒になった「Book & Café」の店舗が目立つようになってきた。本日現在、全国で23店舗ある。これら店舗では28~118の席が用意され、購入前の本や雑誌を読むことが出来る。読んだものを購入する義務はない。どう見ても、〈スターバックス併設の図書館〉にしか見えないのだが、TSUTAYAはどうやって経営を成り立たせているのだろうか。 ブックカフェというコンセプト自体はめずらしくないが、TSUTAYAは新刊書店であって、コーヒー代だけで何冊も読めるのなら、どう考えても〈図書館〉としての利用になってしまうのではないだろうか。新品好きの日本人が、みんなが回し読みしたあとの本や雑誌を好んで買うとは思えないし、飲食で汚れる危険も高い。スターバックス側のメリットはわかるが、TSUTAYA側のメリットはなんだろう。 私と同じ疑問を抱いている人も多いようで、YOMIURI