綱領 1.立党の趣旨 現在、日本は、「世界のリーダーとしての使命」を果たすべき時代を迎えています。国際紛争が頻発する中、私たちは、その背景に宗教間の不信や対立があることを理解し、日本が主体となって、多様な価値観が共存する宗教融和と世界平和のモデルを提示していかなければならないと考えます。現に、日本は宗教的寛容の精神の下、宗教が共存共栄し、人々が幸福を享受した歴史を有しています。こうした自由と寛容の精神に基づく平和を世界レベルで実現していくことこそ、「大国日本の使命」です。 日本は明治維新以降、国体を大きく変化させ、西洋諸国のモデルを取り入れ、国民の一致団結した不断の努力により、世界の大国としての責任を担える経済成長を果たしました。その反面、植民地憲法の下、宗教が社会的に排除され、唯物論や無神論が浸透する中、政治や教育、家庭において善悪の価値観や正義が失われ、いじめや自殺、犯罪等が増大してい