極東ロシアに生息するアムールトラ=ヘルムート・ユンギス氏撮影、WWFキヤノンフォトネットワーク提供インドやネパールなどに生息するベンガルトラ=ロジャー・フーパー氏撮影、WWFキヤノンフォトネットワーク提供アムールトラ。極東ロシアを中心に分布する=ウラジーミル・フィロノフ氏撮影、WWFキヤノンフォトネットワーク提供 アジアを中心に世界各地で生息する野生のトラが、20世紀初頭に比べ推定で3〜5%程度にまで激減している。国際自然保護連合(IUCN)や世界自然保護基金(WWF)などがまとめた。WWFは来年3月まで、ホームページ(http://www.wwf.or.jp/da/)でトラがすむ森林の保全を目的とした寄付を募る。 WWFなどによると、20世紀の初めには世界で約10万頭のトラが生息していたが、現在は推定で3千〜5千頭とみられるという。トラには中国南部からインド周辺に生息するベンガルトラ