ブックマーク / tokimaki.hatenablog.com (2)

  • 第15回短編小説の集い テーマ『過去』の感想 - ときまき!

    第15回短編小説の集い、テーマは『過去』 今回は私も参加したかったのですが、なかなか書く時間が取れず……。 さておき、参加者さんのご作品読みました! せっかくですので、感想を書いてみようと思います。完全読者目線です。 また、前回と同じくネタバレ前提で感想を書いていきますので、まだ読んでないよーという人は、先に投稿作品の方をぜひ読んでみてください。 感想 『細胞凍結技術』ではるか未来にタイムスリップしてしまった主人公。いわゆるクライオニクス(人体凍結保存)ですね。時にして2207年。主人公の家族や知人は、みんな死んでしまっています。物悲しい雰囲気が、作品全体に漂っています。 作で特筆すべき点は「おせち」がモチーフとして用いられている点です。私はこれを非常に重要視しています。なぜ、人体冷凍保存で未来に辿り着いてしまった主人公のテーマが「おせち」なのだろうかと。たまたま今が12月で、おせちシー

    第15回短編小説の集い テーマ『過去』の感想 - ときまき!
    karasawa_a
    karasawa_a 2015/12/10
    感想ありがとうございます。深く読み込んでくださっていて恐縮です。おせちは過去から未来に託す料理だとは思っていましたが、浦島太郎、確かにそうですね。
  • 短編小説の集い 第14回「食」の感想 - ときまき!

    短編小説の集い 第14回、テーマは「」でした。 簡単にではありますが、参加者さんの投稿作品の感想を書いていきたいと思います。 ネタバレがあるため「まだ読んでないよー」という方は、上の投稿作品一覧から先に作品を読むことをおすすめします。 短評 奥さんと旦那さんの人物描写が良かったです。 積み上げられたのなかに倒れてそれでもページを繰る手を止めない旦那さん。「今いいところなんだ、邪魔しないでくれ」と繰り返される言葉が、旦那さんの人物像に色濃く印象を与えます。 旦那さんの「~邪魔しないでくれ」は作中に2回登場しますが、1回目の台詞では(嗚呼、奥さん気の毒に。旦那さんはきっと冷たい人なんだな)と読者に想像させる。そして2回目の台詞では(いやいや、旦那さんは純粋にに夢中になっているだけの読書狂じゃないか)と認識を訂正させる。旦那さんがどんな人物であるかの説明の運びが、とても丁寧で分かりやすいと

    短編小説の集い 第14回「食」の感想 - ときまき!
    karasawa_a
    karasawa_a 2015/11/12
    感想ありがとうございます。丁寧に読み込んでいただいて嬉しいです。
  • 1