朝日新聞2018年7月21日付の紙面。1面トップ記事は、国会の「焦点だった」森友・加計学園問題について、「安倍晋三首相が十分に説明責任を果たすことはなかった」としているが……。 朝日新聞紙面ビューアーより編集部がキャプチャ 世の中にはなぜこんなに「朝日ぎらい」が多いのか。朝日新聞のことになると、なぜ人はこんなに感情的になるのか。 こうした問いには、「捏造するから」とか「反日だから」とか条件反射的なコメントが即座に返ってくるわけですが、一つのメディアの動向にこれほど夢中になれること自体が興味深い現象です。 書店の店頭にも、「朝日ぎらい」の雑誌や書籍の煽情的なタイトルが並んでいます。その代表格が『月刊Hanada』『月刊WiLL』で、2018年8月号のタイトルは、前者が「敗れたり朝日と野党の倒閣運動」、後者が「朝日はアジビラどころかペットのトイレマット」といった具合です。 特定のメディアへの批