スイスのウェブセキュリティ企業ImmuniWebは世界トップの空港におけるサイバーセキュリティに関する詳細なレポート「State of Cybersecurity at Top 100 Global Airports」(世界100大空港におけるサイバーセキュリティの状況)を公開している。同レポートでは、ほとんどすべての空港でウェブサイトやモバイルアプリ、パブリッククラウドを保護するためのシステムが欠如しているという驚くべき結果が明らかにされている。 このレポートによると、同社の調査で大きな問題が1つも検出されず、すべての項目で合格となったのはアムステルダム・スキポール空港とヘルシンキ・ヴァンター国際空港、ダブリン空港の3空港のみだったという。 この対極に、いずれの項目でも合格に至らなかった空港が数多くあった。つまり、ウェブアプリやモバイルアプリに脆弱性が存在したり、パブリッククラウドの設定