道路交通法の改正により、7月1日から電動キックボードの使用規制が大きく変わる。一定の基準を満たした車両であれば、16歳以上の誰もが運転免許なしで運転可能となる。京都でも手軽な移動手段として注目を集める中、京都府警や事業者は事故防止やルールを守った安全利用を呼び掛けている。 「7月からルールが変わります。引き続き安全運転を」。6月下旬、JR二条駅(京都市中京区)の改札近くで、警察官が学生やサラリーマンに声をかけ、新たなルールを知らせるチラシを手渡していた。受け取った人は「(ルールを)そもそも知らなかった」「便利だし、気を付けて乗ってみたい」と話していた。 電動キックボードはこれまで道交法上で、ミニバイクと同じ「原動機付自転車」に分類され、原付免許を持った16歳以上の人だけが運転できた。しかし今年7月の法改正に伴い、電動キックボードは新設の「特定小型原動機付自転車」に分類されることに。長さ19