「違反が事実ならアウト」は大うそ。交通違反の不起訴の93%は「起訴猶予」【交通違反の基礎知識・その4】 との記事で、法務省の統計をご紹介した。2022年の1年間に「道路交通法違反」を検察はどう処理したか。こうだった。 略式起訴 8万8446人 公判請求 6275人 不起訴 9万4011人 (うち起訴猶予)8万7676人 略式は「とっとと罰金を払って終わりたい」という人のための特別な裁判手続きだ。本人の同意を必要とする。略式に応じない人は、公判請求か不起訴か、どっちかになる。略式に応じない人の不起訴率は約94%。けっこう高い。 だがしかし、じつは、法務省のその統計には、赤切符の違反も含まれる。もっと言えば、切符とは迅速処理のための共用書式だ。違反がかなり悪質だと、切符ではなく、一般犯罪と同様に通常書式で処理される。法務省の統計には、通常書式の違反も含まれている。 じゃあ、2
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