時間外労働 月200時間以上 自殺男性の労災認定 <概要> 石油プラント会社で月200時間超の時間外労働等により、自殺した社員の労災が認定されました。 具体的には以下のとおりです。 ・事業所と労働組合は月200時間まで時間外労働を認める協定を締結し、労基署に提出し受理。 ・自殺した男性は現場監督業務に従事 ・08年3~7月にかけて時間外労働が月94~218時間に及んでいました。 ・男性は強迫性障害と診断 <意見・解説・感想> 今回は精神障害による自殺で労災が認定されたケースを取り上げました。 今回は、月200時間の時間外労働を認めた労使協定が締結されていたようです。 記事からは、詳細はわかりませんが、時間外労働の限度基準は月45時間ですので、おそらく特別条項付の労使協定ではなかったかと推測されます。 特別条項付労使協定とは、臨時的な場合等特別な事情がある場合は、限度時間を超える一定時間まで