にしおかすみこさん連載「ポンコツ一家」。80歳認知症の母、ダウン症の姉、酔っぱらいの父、そして一発屋の自分を、愛をこめて「ポンコツ」と呼ぶにしおかさん。 母親が認知症ではないかとにしおかさんが気づいたのは、2020年春のことだった。2020年コロナで仕事が減ったにしおかさんが実家に立ち寄った時に、家の様子もなにも大きく変わっていたのだ。家が砂場のようになり、危機を抱いたにしおかさんは同居を決意する。 食材を冷蔵庫で腐らせてしまったり、お金の管理でもめてしまったり、なかなかハードな生活を送るにしおかさん。自治体に介護を頼むにも、それには認知症の正式な診断が必要になる。連載3回目では、2020年6月にようやくの思いで病院に連れていくことに成功したことをお伝えする。 その前編「80歳の母は認知症なのか…にしおかすみこが母を病院に連れて行った時の話」では、病院に行くまでの母親の様子と、診断が始まっ
![にしおかすみこの母が「認知症検査」で医師からの質問に固まった時の話(にしおか すみこ)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/6c2ca3efc650ef0656c11fbf8705f3a0cce85908/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fgendai-m.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2F9%2Fc%2F1200m%2Fimg_9c1d8b1a485fb9dbc592fb0555789950104867.jpg)