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メールマガジン6月号へ戻る ■タイトル:”『欧文書体』その背景と使い方”発売間近!!! ↓↓ご本人からのメッセージを皆様へ↓↓■ こちらのホームページやメールマガジンでときどき新書体情報や書体の質問などについて書いている小林章です。 雑誌『デザインの現場』に1年間に渡って連載してきた「欧文書体Q&A」が書籍になりました。書き加えた部分もかなりあります。 内容は、タイトル通り欧文書体の使い道についていろんな方向からとらえたハンドブックです。アルファベットの成り立ちを簡単に紹介した後は、現場ですぐ役立つ情報を図版入りで解説しています。フォントの中に入っている記号類の正しい使い道や、どういう雰囲気を出したいかによって書体を使い分けるヒント、さらに上級者向けの欧文組版のコツが書いてあります。 現場で活躍するプロのデザイナー向けに書きましたが、初心者や学生にもとっつきやすい内容になったと思います。例
2005年5月15日(日) swiss typography past and present スイス・タイポグラフィの過去と現在 講演会 ゲスト:ヘルムート・シュミット お知らせ バーゼルへの道 Basel e no michi the road to Basel der Weg nach Basel バーゼルへの道 ヘルムート・シュミット編著 concept and design Helmut Schmid 増刷出来 『バーゼルへの道』 編著者/ヘルムート・シュミット サイズ:255×250mm 96ページ 日・英・独語表記 ハードカバー・ジャケット付き 図版多数(1部4色図版) 定価:5775円(本体5500円) 今こそ問われるスイス・タイポグラフィの真髄 「時代の精神を反映する、生き生きとした作品を生みだそうという決意をゆるめてはならない。疑問や動揺は、えてしてもっとも無難な道に従
Type Cosmique 1 Serif編 Type Cosmique 2 Sans Serif編 ◎完売 本体価格 28,835円×2冊 (送料・税 別途) [ご面倒でしょうが少しだけお読みください] そんなに古いことではありません。日本語DTPはまだ夜明け前といった状況でした。1989 年のことです……。小社組版部では欧文だけのDTPシステムがようやく稼働していました 。タイポグラフィの基本は常に見本帳です。ですから振り返ってみればとても不自由なシステムでしたが、なんとか良質な見本帳を造りたい……という声があって、ほぼ1年がか りで1600ページを越える二冊の見本帳が完成しました。 その頃小社は毎年フランクフルト・ブックメッセに出展していました。そんな関係もあってこの見本帳は日本よりもむしろ欧米で注目されて、ずいぶん出荷したものでした。しかし何分分厚い書物で輸送にも障害があったために
『適性使用サイズを限定した明朝体』 「本明朝-Book」の開発コンセプトは前号で述べたように、そのウエイト(太さ)と黒味(テクスチュア)は、「本明朝-L」と「本明朝-M」の中間に位置付けた。また「横線」をやや太めに、「ふところ」をややしぼって、ダズリング・イフェクト(幻惑効果)の発生を防止した。 「本明朝-Book」の両かなの字面は本明朝Mよりも小ぶりにして、ベタ組みでの安定感と紙面の空間の解放感を得るようにした。その主たる理由は、新印刷方式の登場と普及に起因している。すなわちオンデマンドプ印刷やCTP印刷の普及により、従来の明朝体のウエイトでは書籍や雑誌の文字組み印刷においては、細すぎることや太すぎるという傾向が見られるからだ。 ●本文用明朝体の設計 そこで使用適性サイズは、本文サイズの11Q(8ポイント)から16Q(14ポイント)くらいを設定し設計した。 活字書体は、長年の間「視覚補整
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