注: Rubyは2.1.0からSemantic Versioningを採用しています。 Ruby 2.1.1, 2.1.2等はバグ修正やセキュリティfixのみを含むため、リファレンスとしては2.1に統一しています。
前頁では、関数がファーストクラスであることの説明と、そのことによる実益を説明しましたが、プログラミングの世界では、引数に関数を渡すことができ、結果値に関数を返すことができる関数を高階関数(higher-order function)といいます。この高階関数の表現力の高さ故に関数がファーストクラスである必要があるといってよいと思います。 前頁ではその例を少しだけ示しましたが、高階関数の本領を知るにはいくらなんでも例が少なすぎると思いましたので、この頁では、高階関数として有用であることが知られているいくつかの関数を示すことによって、高階関数実現による利点を敷衍したいと思います。 まず、map関数です。この関数は、引数として、1つの関数と複数のリストを取り、そのリストの各要素に対して引数としての関数を適用し、その結果をリストとして出力するという関数です。Rubyにも、ライブラリとして、map
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