ルネサステクノロジの業務執行役員でマイコン統括本部副本部長をつとめる水垣重生氏。4月1日にはマイコン統括本部長に就任することが内定している 株式会社ルネサステクノロジは25日、記者発表会を開催し、次世代32bit CPUコア「RX」を採用した最初のマイコン製品「RX610グループ」のサンプル出荷を6月に始めると発表した。 「RX」はルネサステクノロジが2007年に開発を表明した次世代の32bit CISC CPUコアで、2008年には高性能版の「RX600シリーズ」と低消費電力版の「RX200シリーズ」を製品化すると公表していた。現行世代である16bit/32bit CISCマイコン「M16Cファミリ」や「H8Xファミリ」などの後継品種となる。 記者発表会では初めに、業務執行役員でマイコン統括本部副本部長を務める水垣重生氏が同社のマイコン事業の概要とRXファミリの位置付けを説明した。 世界
ご承知のように、ネットブックの仕様はIntelとMicrosoftからいろいろな制限が付けられている。具体的な規定の内容は第三者に公開されていないが、これを守ることと引き替えに、CPUやOSなどが安く提供され、低価格が実現されているのだ。 ほとんどのネットブックが、ビデオ機能にIntel GMA950を使っており、低い能力に甘んじているのもこのためだ。独立したGPUを搭載すると、Intelが規定している“Netbook”の規定から外れてしまうらしい。 ところが、Atomプロセッサを搭載しながら、独立したGPUも搭載したノートPCが存在する。ASUSTeKの「N10Jc」である。正確に言えばネットブックに属する製品と言えるのか微妙ではあるが、MicrosoftのULCPC規定には合致しているようだ。 N10Jcは、ネットブックに独立したGPUが乗るとどのような実力を示すかという疑問に答えてく
レノボ・ジャパン株式会社は24日、薄型モバイルノート「ThinkPad X300」の電気設計についての記者説明会を都内で開催した。 冒頭では、同社 ノートブック開発研究所 システム技術 基礎設計技術担当 小見山博秀氏が挨拶。同氏はX300を開発した理由と取り組んだ課題について、「このところレノボは“とんがったもの”をリリースしていなかった。そこで“薄さ”を重視したものを開発したかったが、薄型化するにあたりさまざまなことに取り組んだ」と説明した。 続いて、X300の基板設計およびEMC設計を担当した小川満氏が、X300の回路や基板設計について解説。同氏は、X300の設計にあたり「回路図面が約100ページにも及んだ」ことを強調。このうちCPUは3ページ、ノースブリッジが8ページ、サウスブリッジが4ページと意外に少ないが、20ページを電源関連が占める。これはX300では30種類にも及ぶ電圧を必要
会期:9月18日~20日(現地時間) 会場:San Francisco「Moscone Center West」 Intelは、メニイコア、ヘテロジニアスなど、いわゆるTera-Scale Computingと呼ばれる領域で、大きく3つの研究成果を発表している。1つは、昨年(2006年)春のIDFでラトナー氏が基調講演で語ったTransactonal Memoryである。これは、今回、ソフトウェアでこれを実現するSTM(Software Transactional Memory)対応のコンパイラが公開されている。 残りの2つが、「Accelerator Exoskeleton」と「Ct」である。Accelerator Exoskeletonについては別途レポートしたので、今回は、Ctについてレポートする。 Ctは、Ctで定義したデータタイプに対する演算処理をOpenMP対応C/C++コンパ
Linuxのコマンドを使うため、ある程度はLinuxの知識が必要。たとえば、ファイルのコピーやリネームなど、ファイルを書き換えるときにバックアップするような作業ができないなら危険なのでやらないほうがよい。最悪の場合、Zaurusが起動し無くなる可能性もある。本文中では、記述が繁雑になることを避けるため、このような基本的なLinuxコマンドについては解説していないし、手順も省略してある(たとえばrootになる方法など)。 また、プログラムのインストールなどにより、SL-C3000内部のファイル状態が変わっている可能性もあり、そのような場合、ここで示した作業を行なっても動作しない可能性がある。ここで示した方法は、筆者が調査した結果に基づき、例として示したもので、すべてのケースで完全に動作することを保証するものではない。 どのようなことが起こっても、PC Watchおよび筆者は責任を取ることがで
12月18日 公開 マイクロソフト株式会社は18日、Windows XP Service Pack 3(SP3)のリリース候補を一般公開した。同社のダウンロードセンターから入手できる。ファイルサイズは367.7MB。 これまでにリリースされたセキュリティアップデート、ホットフィックスなどを含んでおり、性能や安定性、セキュリティを向上させる。正式版のリリースは2008年前半を予定している。 機能面では、管理機能のMMC 3.0や、Core XML Service 6.0(MSXML6.0)、Windowsインストーラ3.1 v2など、これまでにリリースされ単独でもインストール可能な機能が含まれる。また新たに、ブラックホールルーターの発見やNAP(Network Access Protection)機能の追加が行なわれている。 ブラウザの最新版であるInternet Explorer(IE)
“たかだか音楽再生”と思うかもしれないが、実はSACD再生は汎用プロセッサにとって、非常に負荷の大きな処理なのだという。「SACDはDSDデータを圧縮した、DSTというデータで保存されています。ところが、DSTは圧縮率を高めるため、1/75秒ごとに複数の異なる圧縮方式が採用可能で、パラメータももちろん可変。まずはパケットがどのように圧縮しているかを判別し、圧縮方式の切り替え時に適切な処理を行なわなければなりません。この組み合わせが膨大で、処理負荷も高いため、Cellをもってしても最初は遅く、実時間の6倍もデコード時間がかかったんです(村田氏)」 石塚氏はSACDの仕様を何度も読み返しながら、最初の2カ月でリアルタイム処理にまで高速化を行なった。そして勘所を押さえた上で、その遅いソースコードを捨ててしまったのである。スクラッチから書き直すためだ。 ●ソニー社内のオーディオノウハウをかき集め
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