コンテンツブロッカー機能は、AppleのWebブラウザ「Safari」で表示するサイト上の広告を表示させず、クッキーによる追跡も遮断できる機能。利用するには、Peaceのようなサードパーティー製のアプリ(Safariの拡張機能)をインストールする必要がある。 コンテンツブロッカーを有効にすれば、わずらわしい広告が表示されないだけでなく、ページの読み込みも速くなり、広告を悪用するマルウェアも回避できるなど、ユーザーにとっては便利だが、一方、広告を主な収入源としてコンテンツを製作・無料提供しているWebサイトにとっては売り上げ減に直結する。 Peaceの開発者であるマルコ・アーメント氏はアプリを取り下げる理由として、このアプリでは行儀の良い広告(小さなバナー広告など)も悪い広告(いきなり全画面を占領したりユーザーをしつこく追跡するものなど)も同じに扱っており、これをホワイトリストなどで調整する
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