ハァハァハァ(チャックを上げながら)…出遅れてしまいました! はてなの質問【小説の書き方を教えてください】についてです。コーヒーを頼んだのに紅茶が出てきたというお題で書こうということなのですが、ちょっと別の角度から取り組んでみます。こなれてなくて長いですが、おつきあいください。例によって変態専用です…っていうか、今『文藝』に応募するのを書いているところなのに、こんな逃避の仕方はよくないな… (1)まずは台詞だけで構成してみます。 「なぜコーヒーと紅茶を間違うのかがわからないね。私が『ホットコーヒーひとつ』と言ったのは、たしかに聞いたよね」 「もちろんです。伝票にも書いてありますよ、ほら」 「なるほど…しかしあなた、『珈琲』って漢字で書かなくてもいいじゃないか。時間がかかるので、普通、「HC」と書くだけですよ」 「いや、『HC』と書いて生暖かいコブクロの刺身が出てきたら、困るのはむしろあなた