パリ(CNN) パリの検察当局は30日までに、市内中心部のカフェ前の路上で先月24日、性的嫌がらせの発言をした男と対決した女性が顔を殴られた事件に関連し、容疑者を逮捕し、拘束していることを明らかにした。 被害者の女性マリー・ラゲールさんはこの後、泣き寝入りせず暴行場面をとらえた監視カメラの映像をフェイスブック上に公開し、女性のセクハラ被害に対する国際的な論議を呼ぶ反響を引き起こしていた。また、女性への嫌がらせ被害を共有し合うインターネットフォーラムも創設していた。 CNNの取材に応じたラゲールさんによると、被害は第16区の路上で帰宅途中に起きたもので、すれ違った男が非常にみだらな言葉などを浴びせてきた。怒ってうるさいなどと言い返したところ、灰皿を投げ付けてきた。 ラゲールさんが侮辱の言葉で応酬したところ、男が戻ってきて顔を殴られていた。異変に気付いたカフェの客が立ち上がって男に対峙(たいじ
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